アラバマからのバスマスターの中継を見て夜更かし。
やっぱりテンション上がるし、早く釣りしたくなりますね。
さて、作業は続いており、今シーズン使うルアーのフック交換。一年間でシーズン中もボート上で交換しているのですが、やはり錆たり、伸びたりしているのを見つけてはこまめに交換しておきます。
今年はハヤブサからイヨケンのKEN CLAWフックが発売されており、それらも取り入れての交換です。
上のTNスリム8のフロントが昔からある速掛、ラウンドタイプで軸が短いのでクランクやシャッドなどに適していました。クランク好きには絶賛されていたのですが、廃盤になってしまうらしい。
下が新しいハヤブサのKEN CLAWを装着。ストレートフックで1つのポイントだけが長くなってバラシ軽減とのこと。そのため、装着時には、必ず下向きになるフックのポイントが長くなるように向きを間違えずにセットすることが重要。多分、この意味が理解されないような気がします。
私としては#3#5がラインナップに入っており、#6では細くなりすぎたTNスリム8のフロントフックが#5、リアが#6と非常に綺麗にまとまったのが嬉しい。
KEN CLAWの#5と#6だとちょうど良い感じです。
ちなみに、このTNスリム8はレンジの浅いエリアでの早巻きと、縦のシミーフォールで使います。今年はソリッドのワイルドサイド(レジットデザイン)ST610MLも発売されるので、PEラインを使ったソリッド&シミーフォールのバイブレーションの釣りがハマリそう。
そして、下の写真はそれぞれのフックのベストパターン。
クランクには速掛、ミノーなど長いルアーにはKEN CLAW。
ただし、速掛は廃盤なので、入手困難です。釣具屋に残っていたら買占め作戦を決行してください。
特によく使うのが#4と#6です。#8はシャッド等なので、ストレートポイントのフックでOKです。
あと、幻なのが#2の速掛。マッドペッパーマグナム等には不可欠の幻のフック。1回しか生産されておらず、市場への供給量が圧倒的に少なかった。
さてさて、バイブレ等もフック交換ですが、その前に知恵の輪を外す。
釣り場でこうなっていると、たいてい使われないので、きっちりと外しておくこと。
昨年の1軍ルアー達。
これらの中から使われなかったモノ、使っていても釣れそうでなかったものは戦力外としてボート上のタックルボックスから外す。
そして、動きが良かった1軍達だけを残す。これは実際に引いて当りを確信したルアーを中心に構成。
トリゴンは3サイズですが、70サイズは陸っぱり用かな?ボートでも試したのですが、若干動きが大きいのとレンジが深くて使いにくくて2軍行き。そして1軍残留になったのは、一番小さい50サイズ。前に錘が付いていても50サイズのバイブレーションは細かくて、釣果が圧倒的。これは、シャローでも巻き用で、66MLを使っての高速リトリーブ。小さいサイズでバイト数が格段に多い。ただ、ノーマルのフックが細すぎて、14ポンドクラスで強引にランディングするとフック伸びが多発。ですから、ノーマルよりも太軸のKEM CLAWの#6と#8に交換です。
ノーマルのTN60は、シミーフォールの使い方でPEでリフト&フォール。70だと重すぎてフォールスピードが速すぎる。オーストラリアで使い方は完全にマスターしてきたので、今年の釣りに加える為に、今更の新戦力として採用。シャローではより軽いTNスリム8を使用。そちらは別ボックスに。
水がクリアーになった時に使用するので、カラーは地味目を中心に。ウェイトが固定されているので、TNシリーズでストレートリトリーブでは一番遅く、レンジを深く巻くことが可能。
こちらは真逆の濁り水用。ノーマルよりもサウンドがデカイので、派手カラーで濁りの時に使う。
これらは73MLでのストレートリトリーブでのスローでのボトムタッチしながらの巻き。琵琶湖のノーマルの水の状態の時に多用するので、カラーは大人しいナチュラルから若干の反射色がメインとなります。安定と信頼のノーマルの70サイズ。
このように、必ずTN50トリゴンを琵琶湖で太いラインで使う場合はこのようにフックを太軸に交換しておいてくださいね。
上が交換前、下が交換後。軸が太くなっているでしょ。
分かっている人には当たり前の作業ですが、大半の方がそのまま使うという現実。
ノーマルのフックは野池使用を前提として小型のバスを釣る時のモノですから、琵琶湖で使って50アップや60アップが来て、1本掛かりになったら悲劇が起きます。
オフの作業というのは、こういう「発生しやすい悲劇を削減する」という事をしております。