WSC73MLとWSC72Mの最終テスト

2016-02-12 22:37:37

 今年からレジットデザインのプロスタッフとなった北プロと湖上へ。

truth truth_diary ブログ写真 2016/02/12

 テストしているのはWSC73MLとWSC72Mの2本。今期発売の琵琶湖向けロングロッド。

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 WSC73MLはクランキングロッド、WSC72Mはスイミングジグロッドというのがメインとして作られています。

 

【クランキングロッドとしての73ML】

 クランキングロッドとなる73MLの守備範囲は下の写真のTN70、ファットペッパー、DeepX300、マッドペッパーマグナムまで。

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 特に重点を置いているのは南湖標準となるDeepX300のレンジのクランク。まず、このレンジのクランキングでロッドが負けるようだと駄目なので、このレンジを確実に釣れるようにすること。

【73MLのもう一つの役割・バイブレのスローローリング】

 もう一つ重要なのは、TN70のサイレントを使ったバイブレのスローローリングに対応させること。

 これはTN70サイレント(フルタングステンのFTでも可能ですが、やや難しい)やTDプロズバイブ、昔の細身だった時代のTDバイブサイレントで晩秋から早春に使われたテクニックで、また復活の兆しがある。このテクニックのキモとなるのは、バイブレーションをスローに巻いてブルブルと振動する最低速度でウィードのツラをギリギリに引っ張ること。その時にロッドが少しでもティップアクションだと弱いバイブレーションの振動を消してしまうので釣りにならない。そこで綺麗なベンドカーブでパラボリック気味に曲がり、スローで弱いバイブレーションの振動を確実に手元に伝えることが必要となります。

 このテクニックを使うと水深3mレンジを完全にカバーできて、TN70のサイレントならば4mもカバーできます。特に今年は南部を中心に広範囲にウィードが残っているので、バイブレのスローローリングが活躍する筈です。

 でも、このスローローリングはロッドを選びます。もし、高速巻き用のグラスロッドや「への字」に曲がるティップアクションのロッドを選択すると、ウィードに触った時に回転速度を速める動作をするのがワンテンポ遅れて、ウィードにスタックします。ですから、この釣りをしたい方は、この釣りに使えるロッドを持っているかどうか?が問われます。ですから、まずこのスローロールに適したバイブレとロッドが必要になります。

 この動作を本日はテスト品の73MLで行ってみて、綺麗に曲がっていたテストサンプルAが、この釣りに適していることが判明。そして、クランキングもDeepX300では少し硬いという意見も出るかもしれないけど、必要ラインはクリア。本当はクランク側でもう少し柔らかくしたいのですが、そうするとバイブレのスローロールに適さなくなるので、今回のあるサンプルでOKサインを出す事にしました。

 そのため、今回のサンプルではマッドペッパーやそれ以上の本格的なディープのクランクは厳しくなってしまうけれども、この4mから6mレンジの出番を考えると、今の琵琶湖の釣りだとバイブレから4mまでのDeepX300クラスで80%を占めるので、4mまでのクランクに90%は合わせたテストモデルを製品化してもらうことにします。マッペや10XDクラスのクランクには、また機会があれば超本格派クランキングロッドを(需要があればですが・・・)作ってもらいましょう。

【バーサタイルな72M】

 もう一つの’72Mは3/8ozスイミングジグを中心に、1/2ozスイミングジグ、1/2ozスピナーベイト、ジョイクロ、マイキーなどのビックベイトでも比較的小型なものを中心に使えるモデルとして設計。場合によってはテキサスなどワーム系にも対応させるバーサタイルなモノになっています。昨年度は72MHより柔らかいロッドロッドがラインナップに無かった為に、クランクとスイミングジグが使いにくかったのですが、これでワイルドサイドの72~73のロングロッドはML~H+まで揃って完璧になりました。

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 琵琶湖向けの2機種、今期発売のフロッグロッド、ショートロッド共に名古屋キープキャスト2月20日()21日()に展示予定。

 

 

テーマ:レジットデザイン

ガイド空き状況

平村尚也

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武田栄喜

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ビワマス

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詳細・ご予約

「赤い伝票」と「青い伝票」

2016-02-11 20:58:10

 外はポカポカ陽気の釣り日和だと言うのに、事務所で伝票整理に終われております。

 赤い伝票は書くまで大変な労力が要りますが、書けたら嬉しい!

 青い伝票は書くのは直ぐですが、書いたら悲しい!

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 みなさんは、赤か青どちらが好きですか?

 

テーマ:雑記帳

2月6日、7日「2016フィッシングショー大阪」

2016-02-09 00:42:10

 2016年のフィッシングショー大阪。

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 開門と同時にダッシュ。でも、前日の夜から駐車場待ちの車があるのにビックリ。

 セミナーで開始早々にダウジングオンっ~。今年からキャラを変えた?

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 やらされた?やってみた?滑るのが怖くない秦プロとセミナーです。

 まぁ、セミナーすれば普通の話ですけどね。

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 喉を潰して声がまともに出てないので、アクションだけでも頑張りました。

 

 さて、最近のフィッシングショーのレポートを見ていると、モノよりも人の傾向が目立ちますね。確かに釣りビジョンに登場する有名プロの前には写真撮影とサインの行列が絶えない状態です。

 「○○プロと写真を撮った」という感じが主流で、モノが注目されていないのでしっかりとモノを紹介。

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 ダンクルの7インチが発売されていますが、9インチと5インチの大小が登場。

 ハード系のビッグジョイントベイト。これはクネクネと動く系。

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 S字のようなスライドではなく、ウネウネとしたヘビ。マイキーのリップレスと表現するのが正しいかな。

 

 そして、今回のジャッカルハードルアーで私が一押しなのは、早野君監修のリレンジ。

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 重心移動を樽型にして、フッ素加工という仕組みにして、2個の球の移動で起きるバランスの崩れを解消。

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 リップからボディ形状まで細部に拘りがあって、これはイケテル!理屈で釣れるルアーの一つですので、これは詳しくまた解説します。

 

 琵琶湖用にはビッグカーリー系。このV型カーリーだとボディ側がバイブレーションが大きくなります。

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 テキサスでの巻き巻きで使えるアイテム。

 ウォブリングもサイズ違いが『登場』

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 こちらはパンチング系のカバー用ワームなので素材が固め。

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 これは扁平ボディでスライドして落ちる。マットでのパンチで使ってみたいアイテム。

 そして、私の監修のフリックカーリー4.8.

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 これはまた詳しく説明しますが、会場に来られる方の多くが「釣れそう」「これは釣れるに決まっている」という声が多くて一安心。

 もっと会場でも大声で説明したかったのですが、声が出なくて皆様の感想を聞かせて頂きました。

 あとはチャプルのサイズが大型化したものも登場。

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 さらに基盤リップの4m、6mダイバーのクランクベイト。

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 五十嵐君監修のノイジーベイト。

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 これも琵琶湖で使えるアイテム。

 そして、野池担当の水野君は超小型のスピナーベイト。

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 そして、ボール型のスイムベイト。

 これは子供達や女性から「かわいい」の声が多数。

 なるほど、こういう視点は私には無かった。

 

 そして、適度なサイズのフロッグも。

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 あとペラが当たるタイプのクラッカーバズベイト。

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 アフタースポーンの時期には欠かせないバズベイトです。

 またまた新製品続出なジャッカル。全てにおいて勢いが止まらない企業です。 

 

 ジャッカルブースを離れて、南氏とご飯を食べていたら、名光ブースには大西君と福島君のエバーグリーンコンビと遭遇。

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 他にも業界関係者とご挨拶。

 フィッシングショーは業界関係者が集まる場所ですので、意見交換や挨拶には非常に役に立つ場所です。

 いつもお世話になっているシマノさん、よつあみさん、ハヤブサさんともご挨拶と意見交換。

 

 ジャッカルプロスタッフで写真撮影。

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 画面手前のお嬢さんが、なんと高校生で、さらに遊漁船主任者(ガイド)なんですって。最初、あまりに綺麗なので、どこかのコンパニオンさんかと思ったのですが、あとで事情を社員さんから聞いて驚きました。当然、コンパニオンの方が綺麗なのは、分かるのですが・・・。本当に綺麗な子でしたよ。さらに海のスタッフさんには、オネエ系のプロアングラーの方までという凄さ!さらに海外スタッフも。世界から老若男女と中間まで、なんという品揃え!

 社長の小野さんが「平村さんのようにカッチとした人まで幅広く、この多様性がジャッカルなんです」と締めてフォロー頂きましたが、なかなか大変な世界に身を置いております。ほんと、昨年よく獲って頂いたものだと、改めて感心です。

 キャラを変えても駄目なので、やっぱり明日から理屈で皆さんを納得させられるルアー作り、釣りで世の中にジャッカルに貢献です。

 

 

テーマ:ジャッカル