
4日目の夕方にトードでのバイトがあったので、フックアップしたのですが、上向きにアワセたら50ポンドのショックリーダーを簡単に切っていきました。翌日になって知ることになるのですが、バラマンディの口は鋭いので、絶対のロッドを立てないでランディングもフッキングもすることがコツらしいです。
このトードパターンは、トードが使えるということなので、最初は日本で使っているのと同様にファーストリトリーブで使っていたのですが、パートーナーが「沈めないと釣れない」と何度も言うので、沈めてつかうことに。それではまったくつれませんでした。
しかし、その日にアメリカのアングラーが「トードでのファーストリトリーブで釣った」という話をパートーナーが聞いたらしく、翌日になって一転、ファーストリトリーブを信じてもらえるようになりました。
こちらとしても、バラマンディがどんなアクションに反応するか?どんな場所にいるのか?もまったく分からない状態ですから、迂闊にパートーナーの言いなりになってしまいました。
また、場所も知らないレークで、知らない魚種をいきなりナイトトーナメントで狙うわけで、夕方はまだウィードエッジやパッチが見えるので狙う場所が分かるのですが、夜になるとサッパリ分かりません。パートーナーも借りてきたボートで参戦のようで、場所をまったく知らない状態のようで、その状態で夜にウロウロするものですから、まったく釣りになりませんでした。
ただ、パートーナーは釣り方は知っているので、現地特有のスクイッディリグで、毎日1本づつキャッチしていました。
アウォンガでのツアー終了後、今回の試合の上位選手のボートに乗せてもらい、再び湖上へ。やはり、上位選手はすごく、リグにしても、場所にしても、ちゃんと釣れる場所と方法を実践しており、私にもバイトがあり、その選手のヒットも多数あり、ようやく初バラマンディキャッチとなりました。
すべての基本は、ベイトとウィード、チャネルとの狙い方、そして、エリアにあった釣り方のようで、この辺はまったく日本と変わりません。ただ、まったく違うのはバラマンディの捕食と性質で、バイトが絶妙で、物凄くやはい、これは管釣りのトラウト級で、ちょっとでも遅れるとラインがずたずたになっているだけで、シングルフックのスクィッディリグではキャッチできません。ただ、、トードやトリプルフックのミノーなどフッキングの簡単なものでは日本人でもキャッチできると思います。
どうやら、試合&低水温(25度で低いらしい。だから赤道により近いケアンズや北部の方が簡単で観光客向けらしいです)でスローになっているようなので、このむを次のレークまでに、なんとか克服しないと、難しいようです。この辺は、凄く新しいことが勉強になっているので、日本に帰ったら、新しい釣り方(スクィッディリグ)を琵琶湖にも取り入れてみたいと思います。
その際の、際どいテクニックをいくつも入手しているので、それが役立てば、今回の旅も有意義なものになるでしょう。オーストラリアでのバラマンディというと、もっと雑なものだと思っていましたが、やはりトーナメント、釣ってくる連中のテクニックというのは半端ではありません。使うのはビッグなのですが、物凄く繊細なんですよ。