日曜日は大安トラウトレイクへの管釣り取材。実釣は明日なので、本日は釣り場の写真を押さえてオーナーさんに取材をお願いするにとどまる。

　ここ大安トラウトレイクは農業用のため池ゆえに深さがあるため、釣るのが非常に難しいらしい。簡単に言えば釣れないとなる訳ですが、釣れないと思っていたら上手い人達は釣ってしまうらしい。そんなところが面白いらしいが、夏にはバスが自然繁殖して釣れるそうな。しかも、ストライパーも放流されているので、夏のパターンというのがあるかもしれない。

　とにかく、明日は地元のエキスパートさんに実釣取材をお願いしているので、明日も桑名の手前・大安まで2時間の道中です。

◆帰路
　野洲から桑名、四日市というのは微妙な距離なもので、直線距離なら50キロも離れていない。鈴鹿山脈が邪魔するだけで、関が原経由か、鈴鹿峠経由のどちらかになる訳で、今回の取材も泊まりにするかどうか非常に迷った。

　ただ、時間が早く終了したので、帰路に向かったが途中の関が原で、21号線沿いにあるステーキ＆コーヒーの「松」というグリル＆喫茶店に立ち寄った。ここは、この界隈では私のお気に入りのお店でステーキと洋食が非常に美味しい。なので、今回も多少の遠回りしてでも、立ち寄ることに。

　あと、この界隈まで来ると、岐阜名物？の「ベトコンラーメン」が食べたくなる。ニンニクが丸ごと入っており、ニラたっぷりの野菜炒め入りラーメンみたいなものだが、異常に辛い。でも、一度食べたら病みつきになるので、岐阜によって体調のよい日に限り（ここが非常に重要）立ち寄るようにしている。おそらく、ベトコンラーメンを知っている方は少ないとは思いますが、岐阜でベトコンラーメンを食べてみてください。あれって、多分、岐阜だけだと思うのですが・・・「岐阜以外にもあるよ」という情報をお持ちの方教えて下さい。名古屋ぐらにはありそうですが、京都にはないだろうなぁ。

◆凄い釣り人
　さらに帰路に時間があったので、彦根＆浜大津を経由。とにかく、もの凄いアングラーの数でした。どちらも、冬の人気おかっぱりスポットですが、本日は一段と人が多かった。ただ、釣れているのは冬から通いこんでいる人のようで、たまに訪れても、その状況に対応するのは非常に難しい。

　それでも、これだけの人がバスフィッシングをしているのだなぁ～と改めて感心する。ただ、これだけ多いと駐車問題などにつながるので、自己抑制の出来る方が多ければ良いのですが・・・

　土曜日は結局7本もキャッチしてしまいました。もう、ガイドが出来る状態か？と思うぐらいに釣れるのですが、私的にはパターンが面白くない。今のところ、越冬のバスを確実に狙う方法で粘るパターンは見つけているものの、シャローを意識したバスを1発当てるサプライズなパターンがないのです。

　これは、食べ物屋で例えるなら、「白ごはん」だけを沢山出せるようなものであり、「おかず」がないようなものです。ガイドをすれば釣れる状態になりましたが、本当に「ただ釣れるだけ」という状態ですから、やはりウン万円も出してもらうには高すぎるのでは？と思います。釣果的にはウン万円頂けるかもしれませんが・・・

　ただ、2月ですから贅沢は言ってられません。その他の面白いパターンを見つけようと右往左往しているのですが、結局越冬のパターンしか掴めませんでした。ただ、湖の水温などの条件を見る限りは、絶対にバスはシャローに動いたはずなのですが、その結果が私には出ていないのです。

　この「シャローに動いたはず」という湖のメカニズムについては、詳しくは次号のルアーニュースの原稿で触れたいと思いますが、シャローとディープの水温がこの1週間で劇的に変化していたのです。そのため、絶対にシャローに大型のバスが動いたはずという推理をしており、実際に他のアングラーさんが、もの凄い巨大バスを何本もヒットさせています。こちらとしても、それを仕留めるのが今回の課題だった訳ですが、それが出来ずに、結局、越冬バスを釣ってしまった。という訳です。

　そのため、釣れるけど、納得がいかない。でも、釣れたことは嬉しい。という微妙な気持ちの一日でした。3月15日の開幕までには完璧なおかず付きの定食で皆様をお待ちしたいと思います。

　おそらく、私の予想では、今年初のロクマルラッシュとなっていたのは2月13日～16日だと思います。この間がすべての条件が揃っていましたからね。その辺に注目しながら、後日のルアーニュースなど情報を見てもらえると、面白いのではないでしょうか？

　今週は週明けに怒涛の原稿執筆ののち、南国へ。空港へ向かうタクシーの6分前に原稿を書き終えて送信。その後3分でシャワーを浴びて関空へ。

　このパターンは前回の渡米でも30分前に原稿を終えたように恒例化しております。ギリギリの攻防にスリルを味わいながら、原稿を終えたそ爽快感を味わいながら関空へ向かうのはなんとも言えない快感になりつつあります。

　さて、南国は3時間ほどの海外です。春、夏、秋には休みがないので、オフシーズンにまとめて休暇をとっている訳ですが、今年は南国のリゾートがマイブームです。南国のリゾートで提供されるサービスを見ながら、ガイドサービスにも提供できるようなものはないか？とオフをすごしながらも、ついつい仕事のことを考えております。

　とっても海が美しい！「はぁ～。」という気分で帰国しました。

　本日から琵琶湖に出艇です。さーて、1週間で変化はあったのでしょうか？では、行って来ます。