1月12日「琵琶湖レジャー審議会」傍聴

　かれこれ8年、条例制定前の懇話会を含めれば10年近い月日が経過している審議会。当初から要所要所では傍聴を続けている。

　バスフィッシングの世界は、琵琶湖で盛り上がっているが、その裏では審議会や政治の中で、釣りに対して「もっと規制を！」という声も大きい。対立する二つの意見の妥協点を探りながら、10年近い日々が過ぎた。

　「レジャー客は琵琶湖に来てくれるな」という声も審議会の委員からも上がるが、私達レジャー産業の側の立場からは、皆様に「ようこそ琵琶湖へ」と頭を下げるのだから、そこに妥協点はない。そして、中間点で答申案をまとめるから、10年間同じような議論が続いている。

　審議会の委員さんも、レジャー対策室の方々も10年で入れ替わり、傍で議論を聞いていると「それ何年か前に議論したでしょ」と突っ込みたくなるが、立場は傍聴席なので、じっと黙って聞くより他ない。

　こんな議論を聞いていても一銭の得にもならないし、逆に気分が落ち込むだけだが、色々な意見に耳を傾けるのも重要な事。環境団体の方々の意見にも一理あるし、レジャーの立場もある。

　聞いた意見を元に、我々も変えていかなくてはならない部分もあるのも事実。あとはそれをいかに実行するかだ。