4月20日平村ガイド「TNシリーズの使い分け」

2020-04-22 20:23:47 前の画面へ戻る

ジャッカルのバイブレーションのTNシリーズは世界でも有数の人気ルアーで、琵琶湖でも多くの方のタックルボックスに入っていると思います。

琵琶湖のガイドでも使用頻度は高く、バイブレーションで外さない1品としてTNシリーズは安心して使えます。

最近はトリゴンシリーズにTN80が追加されて、ますます使用範囲が広がっているのですが、その一方で種類が多すぎて使いどころが分からないというご意見も頂くようになりました。

そこで、琵琶湖でのガイドでの使用パターンでどれを使っているかご紹介しましょう。

truth  ブログ写真 2020/04/22

まず、通常の使い方としては

2m~3mのウィードエリアで普通に巻くパターンではTN70の出番です。琵琶湖での標準サイズとして飛距離も出て、巻き振動もノーマルで使いやすいモデルです。TN70だけでもノーマル、タングステン、ワンノッカー、サイレントと種類が多くありますが、スローに巻くのなら安定しているワンノッカーとサイレントの2種類を使いますが、高速に巻くのならノーマルでもタングステンでもOKです。

さらに浅いウィードエリアとなると、TN60の出番です。1mから2mのウィードエリアではボトムに当たらいTN60が使いやすいですが、さらに浅いレンジだとTNスリム8も出番があります。ただ、これらはTN60の方がバイブレーションが強く、TNスリム8の方が波動が弱めとなっています。また軽量のウェイトを利用してシミーフォール的に落としてリフト&フォールの釣りで使うこともあります。その使い方の時はロッドはワーム用のテキサスロッドのような先調子の方が使いやすくなり、フォール中のバイトをしっかりと取って、リフトは波動の感じられるギリギリのスローにします。これは、シャローに少し穴があるようなロケーションで多用するもので東岸のインサイドの窪みで使うことが多いです。

さて、逆にレンジが深くなるとTN80の出番です。水深で言えば、3mから4mで3.5mのウィードエリアで濁りがある時が絶好のロケーションです。TN70と同様に普通に巻いても良し、スローにスローローリング的に使っても良いです。ただ、高速に巻くと若干シリーズ中では重さがあるから動きを出すために波動を強めに設定してありますから、高速ではもたつき感があります。ですから、私的には高速リトリーブはしない。

その代わりに、出番となるのがトリゴンシリーズ。こちらは高速リトリーブで最高の性能を誇り。水深1m~2mではトリゴン50、水深2m~3mではトリゴン60を使います。本当はTN70トリゴンで3mよりも深いレンジで結果を出したいのですが、今のところ、そのレンジの高速巻きでパターンを当てたことが無く、TN60での秋から初冬の高速巻きの爆釣劇は何度も経験しています。

truth  ブログ写真 2020/04/22

まとめますと。

  • TN60・・・1m~2mの濁り水(タダ巻)、1m~3mの窪み(リフト&フォール)
  • TN70・・・2m~3mの濁り水(タダ巻、スローリトリーブ)
  • TN80・・・3m~4mの濁り水(タダ巻、スローリトリーブ)
  • TN50トリゴン・・・1m~2mの濁り、クリア(高速巻き)
  • TN60トリゴン・・・2m~3mの濁り、クリア(高速巻き)

ざっと、こんな具合となっております。

今度は、これに対応したロッドの話でも書きましょうか?

 

テーマ:ジャッカル

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