勝負もあと1週間か？

　南湖での勝負「巻き」が面白いのです。まぁ、ガイドとしてやるにはかなりリスキーですが、
釣れれば40アップ50アップとなるだけに勝負の価値はあります。

　勝負に入るにはバイブレでのシャロー「巻き」、マッドペッパーマグナムでのディープ「巻き」
の２パターンが主な展開で、私は前者のシャロー「巻き」を中心に展開してます。後者のディープ
「巻き」はレークマリーナの国保氏や前山氏が週末にやっていたようです。

　ただ、どちらも数は釣れません。一人3本も出れば凄い！と言えるでしょう。ボート上3人で5本
というのが相場で、下手をすれば0本というのも普通にある世界です。でも、「巻き」続ければ
結果が出る可能性があり、それが50アップだったら最高に面白い訳ですね。

　で、実際のガイドとなると、これは結構キツイ。最初の一時間ぐらいで釣れればいいのですが、
半日でゼロだとゲストさんも相当にダレるのは間違いなく、釣れなくなります。その点、湖北だと
たいてい1キャスト目からヒットが続くので、気分よく一日が過ごせるのですが、最後まで40アップ
を出すのに苦労するのです。結局はどっちもどっちです。

　すなわち、湖北20cm～30cm100匹、南湖40cm～55cm0匹～5匹という展開となり、それを
時間で割ると南湖は全然釣れないと思え、湖北は絶えず釣れているけどサイズには苦戦する
訳です。ですから、数かサイズかはっきりと割り切った方が楽しめると思うので、どちらがしたいか
だけはしっかりと考えておいて下さい。

　ちなみの私からのお薦めは安全な数です。型なら今の季節無理せんでも、春になれば
釣れますし、この季節限定の入れ食いというのをお薦めしています。
ただ、型もゲームとしては面白いのも否定しませんが・・・リスキーです。

　まぁ、あと1週間で、こうした「巻き」ゲームも終わりを告げ、最後は「巻き」修行になること
でしょう。この「巻き」修行というのは、文字通り修行です。釣れないけど、「巻く」以外に奇跡
も起こらないので最後まで「巻く」という訳です。

　そして、いつか釣れるというものですが、天候次第では大当たりするので、たまにその
「大当たり」がルアニューなんかにデカデカと載ったりすると、「あれ～釣れているの？」と
フラフラと南湖にやってくる人が増えるという図式になります。