1月3日「KTFを分解」

　正月からリールづくし。

　今日はＫＴＦを分解しています。

　バラしてみると分かる澤村さんの丁寧さ、マニアックさ。

　手抜きなくグリスを万遍なくつけてあります。

　ただ、今回ピニオンギアに傷が入ったので、一旦ノーマルのピニオンギアに入れ替えます。

　このピニオンギアとメインギアがリールのスムーズな巻きの命です。

　キャスト時の回転はベアリングですが、ＫＴＦはオープンタイプですから、ゴミの混入が命取りに。

　そして、このジュラルミンのスプールも当然必需品です。

　ＫＴＦのワークス仕様となると、様々な部分に加工されているのに気づきます。分解して自分でやってみると、なるほど～と納得できる点も多いです。

　ＩＸＡのカーボンハンドル、軽量スプールなど、マニアックですが、理にかなっているだけに、使えば使うほどメリットが分かるのですが、メンテナンスをある程度しないと、このパフォーマンスを発揮できないのも事実。シーズンに入って回転が悪くなると、シーズン途中で別のリールに交換して、結局、オフまで放置して正月に復活というサイクルとなります。

　あぁ～、よく回るって気持ちいい！