曇り無風の絶好の釣り日和。1週間ほど続いた寒波もようやく一段落。

　例年の事ですが、2月末から3月初旬が暖かくて、寒の戻りで一旦水温10度を切って厳しくなるパターン。早春のプリは、この寒の戻りとの戦いですが、季節が進むほどメスがナーバスになってくる。

　さて、水温が再び10度を越えてきたので、しばらく活性の下っていたオスから釣る安全策で。

　フリックシェイク4,8でピンに落としていくパターンですが、まだ活性が高くないので動かし過ぎるとバイトが出ません。

　安全策でオスを釣ったら、春らしい巻き展開のスイミングジグ、バイブレーションでミドルレンジへ。

　かなりハードボトムへ当ててているので、フックがボロボロになります。気づいたらフックを交換。ハヤブサの速掛＃４へフロントフックを交換。

　さて、今日は風が吹くタイミングが少ないので、メスを狙うパターンでピンのカナダモへ変更。こうしたカナダモの残っているピンを各地にマークしておいて、無風の時に狙います。

　後半になって数箇所でバイトしてきて、メスがヒットするも今年初のラインブレイク。この1匹がボート上に上がるかどうか？で今日のイメージが全然違うだけに残念です。今日はピンのパターンをメインにする予定がなくゲストさんにジグのタックルを持ってきてもらっていなかったので、ネコでやってみたのですが、それが裏目に出てしまいました。ただ、バイトもあるので、上手くランディングすれば大丈夫です。

　季節が進行してきて、動きが冬の状態よりも早くなったので暴れ方が強烈でネットインの前にサヨウナラでした。そろそろ、ランディングにも気を使う時期となりました。

　ピンの場合、ジグで釣っている時はラインが太いので安全ですが、ネコを投入した場合にはドラグ調整とラインチェックを忘れずに。

　本日は撮影予定が、雨の為中止。

　雨で予定を切り替えて、プリメスを狙うプライベートゲームへ。冷たい雨だったので、スイミングジグへのバイトはショートで乗らない。

　チャネルラインの４ｍを中心に流すも、バイトがあるが雨の水温低下でバイトが弱いので、逆にフィーディングに出る２ｍのハンプを中心に狙うことに。

　ＴＮ７０のプリメスを狙うスローリトリーブ釣法をＷＳＣ７３ＭＬで57ｃｍのプリメスをキャッチ。

　やっぱり早春には赤のバイブレです。

　スローに巻いて、振動を感じられるロッドでないと難しい釣り方。この釣り方の為にベリーセクションの張りを持たせて振動を手元に伝えるように７３ＭＬは設計。クランクロッドですが、バイブレにも合わせたテーパーデザイン。

　今日のようにスイミングジグでバイトが弱い時には、トリプルフックのバイブレの出番です。

　3月12日は「琵琶湖開き」だったようですね。

　県の観光の外郭団体のビジターズビューローを中心に琵琶湖汽船と消防艇と小型船協会のボートが浜大津沖で集結。

　ＮＨＫの連続ドラマのヒロインがミシガンに乗って、黄金のデカイ鍵を湖上に落として、琵琶湖の扉を開くというイベントで、これが終わると琵琶湖の観光シーズンがスタートするという。

　琵琶湖のこういうイベントに私達の釣り関係の団体は、完全に無関係というのも寂しいですね。

　さて、釣りですが、昨日（金）の午後からの爆風で水温が1度ほど低下しており、風下となった東岸の南エリアを中心にターンオーバーのような状態となっており反応が鈍い。

　前半は巻いてメスを狙ってみるが、ゲストさんにショートバイトが1回のみ。

　日中の水温が上がったタイミングで、ボーズは嫌なのでオスを狙ってフリックシェイク4,8のネコで、とりあえずフィシュを釣っておくことに。

　ただ、このオス狙いも簡単にウィードフラットで釣れる訳ではなく、超ピンとなるブラインドアンカーを狙ってもらっての1匹。

　しかし、このまま釣りをしていてもメスの50アップが来る訳ではないので、再びメス狙いで巻き展開へ。

　午後も1バイトがゲストさんにあったのですが、その後は強風になり終了。

　水温が低い季節だけに水温上昇のタイミングが鍵となり、そのタイミングにオスを釣るのか？メスを釣るのか？という課題が残ります。

　今日は、どちらも中途半端となり、メスのショートバイトが乗っていたら、もう少しメスオンリーで出来たのですが、運悪く乗らずに、オスで手堅く釣る展開へ回った1日でした。