5月4日平村ガイド「ルアーマガジン&Basser誌の気になった記事」
献本で送られてきた釣り雑誌を読了。

ルアーマガジンの5月号、ワイルドサイドのショートロッドの記事で掲載していただきました。
で、ペラペラと読んでいるとマルチウォブラーを紹介されてました。

マルチウォブラーはティムコ在籍時に開発させてもらったモノで、前にはセンドウさんにもご紹介いただきました。

今まで色々なワームの開発をさせて頂いた中で、自分の中で一番攻めて、一番印象に残っているのがこのマルチウォブラー。
残念ながら廃盤となっているようです。(見つけたら買っておいてください!)

ポストスポーンのちょうどこの時期に、風が吹いたときにハードルアーでは喰わないバスをどうやって釣るか?という課題を解決するためにだけ作成したようなモノで、キャロ1本に絞って作成しました。
キャロの時にどうしたら、フラットウィードで効率的に食わせ能力が上がるか?という点で、左右へのロールアクションの幅をバスの喰う速度の時に最適化して、僅かな速度変化で「乱れ」の喰わせアクションをするというのを目標にして完成させました。後ろにある小さなフィンがそのロールの幅の調整機能を持っており、その大きさでロールしたり、ロールし過ぎて釣れなかったりと開発時に何度も調整した箇所です。
そのため、他のリグでは駄作としか思えないので、当然、キャロ以外で使われた時には評価が低かったと思います。それでも、ちゃんと理解して使ってもらった方には、その釣果の恩恵を受けて頂けた思いますし、今も私のガイドでは使用するアイテムです。キャロでフラットウィードを風にのせてドラッキングして、エビモを感じたら、ちょぃッとティップを跳ねて速度を上げるとクランクのようにヒラっと「乱れ」てバイトしてきます。
このロールアクションの中で、「乱れ」が発生するのですが、その「乱れ」をテキサスリグやフリーリグでも発生させているのが、ブルフラットです。
ブルフラットをしっかりとフォーリングさせた時に、「あっ」と思う「乱れ」瞬間があり、そのバイトチャンスを見事に作ってあります。当然、それが釣果となってブルフラットは爆発的に釣れて、言うまでもなく売れるワームとなり一時は入手困難なワームとなりました。
ブルフラットの場合、リアのテールがリブが入っていて、フロント側のフラット面との厚みの差によって、受ける抵抗が前後で変化して乱れるために、フォール中にロールが乱れて、それがバイトトリガーとなっています。この原理を見た瞬間に、思わず声を出してしまいました。
それが設計段階から意図的だったのか?それとも偶然なのかは開発された方にしか分からない事ですが、見事な「乱れ」が実現されています。
フラット系(ギル型)ワームは山ほど発売されましたが、なかなかロールや乱れをコントロールしている製品は数少ないと思います。でも、使っている方々にも、なぜ、このワームはよく釣れるのか?開発者は何を意図しているのか?というのを、少しでもご理解いただければ、さらにバスフィッシングが面白くなるのではないでしょうか?
さて、もう1冊はバサー誌の6月号

北プロが勝った!
いや~本当に凄いと思います。
ただ、私もレジットの鬼形氏も長い付き合いですから、北プロの「悪い所」も「良い所」も良く知っています。良くも悪くも「マイペース」「鈍感力」、怒られても飄々としていますし、前で釣られても自分を失わない。良く言うと「精神力の強さ」ですね。その「精神力の強さ」が見事に描かれているのが、このバサー誌です。
ライター陣、編集部の努力によって、北プロの天才ぶりが、見事に文章になって表現されているので、ぜひご覧ください!バスフィッシングの面白さが見事に表現されております。
カテゴリー: 雑記帳



















