レークカライドに宿泊して深夜に起床。ボートを真夜中の湖面に浮かべて朝日を待つ展開。美しい朝日を眺める余裕もなくキャストを繰り返す。

するとワイルドサイド610MH のマルチピースにセットしたスイミングマスター＆リズムウェーブ3、8に待望のバラマンディがヒット。

しかし、魚体がドバっと見えるも、フックアップせず。またも幻の魚となってしまう。

日中になりバイトは無くなり、とりあえずボートを上げて今回の旅の最終目的地であるドーザンリバーへ向かう。

すると砂漠の気温40度超の中、バッテリー上がり。この砂漠のど真ん中で干からびて死ぬかと思ったが、なんとかボートのバッテリーを利用して車の修理屋まで移動して事なきを得る。

そこから200キロの移動をして、シドニーから1700キロのドーザンリバーに到着。

ノーザンサラトガをサイトフィッシングで狙い友人のマイケルがキャッチ。私はキャットフィッシュをキャッチする。

ツィードリバーから250キロ移動してヌーサへ到着。

その後すぐに100キロ移動してレークボランバでサラトガを狙うも水位が低下しており、サンダーストームで土砂降りの雨に遭う。私は亀を、友人のマイケルはパーチをキャッチしてストップフィッシング。

移動に時間が掛かり、釣りをする時間がなかなか取れないが、より多くのロケーションを回ることを目的としており、一箇所にとどまらず、また移動。

今度は450キロ移動してレークカライデに到着。

北上するにつれて、どんどん田舎になっており、スマホの電波状況は悪くなる一方。数十件程度の集落ばかりで、完全に馬や牛の方が圧倒的に多い。

亜熱帯となり今日も恒例のサンダーストーム到来。今日なバラマンディが1発ヒットするも1mぐらいのジャンプのあと立木の中へ入られ、50ポンドのPEがラインブレイク。

この景色での、あの美しい魚体のジャンプは人生で消える事は無いだろう。それぐらい巨大なバラマンディのジャンプは派手で美しい！

シドニーから北上して950キロ。ニューサウスウェールズ最北の街ツィードヘッドまでやってきた。

早朝にボートランプで旧友のサイモンと会って、ツィードリバーでのメッキ、クロダイ(キビレ)を狙う。

リバー自体はここ数日の大雨で濁りが発生しており、高級別荘の並ぶキャナル内でのクロダイ釣りをする。

ここでのロッドはワイルドサイド63Lのマルチピースモデル。ルアーはジャッカルのマイクロチャビーだ。

一見するとシャッドの方が釣れそうなロケーションだが、ここのキビレはシャッドのようなジャークには反応せず、ストレートリトリーブが基本だそうだ。

そのためタイニークランクのタダマキ、スモールシャッドのストレートリトリーブが基本的な釣り方だ。

キャナル内は桟橋での釣りとなり、シェードに付いているから正確なキャストによるトレースラインの確保が釣果を左右する。

2年前にはすぐ南のゴールドコーストで同様の釣りを経験しているからキャッチできた。

それにしても嫌になるぐらいの高級別荘のオンパレード。一年中温暖で気候の良い場所であり、空港が近く全世界から富裕層が集まる地。やはり別荘作るなら気候がまず問われますよね。それぐらい過ごしやすく、ゴルフ、サーフィン、海水浴、釣りとするには最適の地。