4月15日平村ガイド「4月前半の七色ダムガイド」

2025-04-15 23:48:16

ここ数年は琵琶湖とダム湖でのガイドも再開しております。

元々はダム湖でのガイドからスタートして30数年前は両方していたのですが、途中から琵琶湖でのガイドだけになっておりました。残りのガイド年数を考えると、やっぱりダム湖の景色でも釣っておきたいという思いから、数年前から再開しております。

ただ、日数がそれほど多くとれないので、現在は琵琶湖でガイドにお越しのお客様にのみ限定で開催させて頂いております。ダム湖のガイドも行ってみたいという方は琵琶湖ガイド時にご相談くださいませ。

琵琶湖は琵琶湖の良さがあり、ダム湖にはダム湖の良さがあります。

バスフィッシングは色々な場所に行くと、また違った釣りとなるから楽しい。

そういう違う楽しみ方をゲストさんにご提案させて頂いております。

 

さて、今回は七色ダムへ。

琵琶湖よりも早く桜は満開。琵琶湖の方が北にあるから季節の進行は遅いのです。

七色ダムらしい発電所跡。

桜満開の七色ダムの状態はプリスポーンのようで、まだネストは無い状態からスタート。

WSSST59ULのXbraidオルトロス4ポンドのネコリグで手堅くバンクの魚から釣ってもらう。

傾向としては、メマトイが飛び出す10時ぐらいから水温も上昇してバスが浮いてくることが多く、その時間帯から一気に釣れだす。

ヤミースリム3.8にネイルスルーのマイクロ0.45gを挿入しての釣り。この時期のダム湖はボトム水温が低いのでボトムに着けずに中層6mよりも浅いレンジで釣っていくのでシンカーを重くしたり、ダウンショットというのは深い場所では避けたい。特にゲストさんはダウンショットにすると「ボトムに着けなきゃ」という意識を持たれるのでネコリグで釣ってもらうことにした。

水面に浮いてきて、喰わない時にはジミーヘンジの逃がしのアクションで食わすことも可能。

ジミーヘンジの逃がしには、反発力のあるWSSST510UL/TZのトルザイトモデルで反発を生かしてクイックに逃がしのアクションをさせて、追わせ喰いを誘います。

日中は水温が上昇すれば、安定して小型サイズも釣れるのが七色ダムの良いところ。春から数が釣れるのが、ここの特徴。

それから、七色ダムの初体験のゲストさんにとって難題となるのがキャスト。

キャストが入ると、1日の釣果はMAX30本ほど、平均で10本ぐらいで、ミニマムで1本という方も。

キャストを入れるためには、それなりにタックルバランスをすることが重要で、WSSST63XULなどは全体で曲がってオーバーハングに入れやすいロッドとなっています。ぜひ、キャストが難しいと思う方は試してみてください。

基本的にはサイドハンドキャスト、バックハンドサイド、ピッチングなどを使い分けてオーバーヘッドキャストは滅多にしません。

上から投げるとオーバーハングしている木々の餌食になります。

パターンとしては、バンクやバスが溜まっているスポットはヤミィスリム3.8のネコリグ、沖の立木でサスペンドしているバスにはシボフラット4.8のパンチショットで吊るしをしたり、シェイクして中層バイトを誘います。ベイトフィシュの回遊を見つけたら、ホバストで!

そして、ラインはホバストやサイコロ系には飛ばすために0,3号のXbraidのリアルDtexを使います。

このラインは0.3号ながら9ポンドの強度が出ており、飛距離を出すには抜群の性能を誇ります。このラインが出たから一気に釣りが進化しました。

普通の0.4号ぐらいのPEよりも高価ですが、その性能差には驚くべきものがあり、高価ですがホバストの軽量ワームをボイルに打ち込むことができるアドバンテージはこのラインの性能から来ています。釣具店でも高価すぎて取り扱いが無いのでネットで購入してきてください。

さて、日々、七色ダムで過ごしていると季節は葉桜に。

葉桜になる頃からネストが出来だして、ワンドの奥にはペアリングするバスの姿も。

日々、色々な種類のパターンで追っていきます。

ネストサイトもしてみたり、沖の回遊を狙ったり、デカいの狙いをしたり、色々なパターンが楽しめます。

 

 

ヤミィスリム3.8が安定釣果

 

時には大雨、雷となったりしますが、この地域は年間4000㎜の日本最多雨量地帯。

いつもの事なので、道路さえ通れれば問題ないです。

ただ、雨で寒いので女性ゲストさんの日は中止としました。

気温は朝は8度ぐらい、日中は20度弱ぐらいなので防寒着を着て脱いでいくスタイルとなります。

キャストが決まると本当によく釣れるのですが、キャストが決まらないと本当に苦戦します。

七色ダムはキャスト力が釣果と直結する湖です。

晴れの日は本当に気持ちよく幻想的な七色ダム。

多くのアングラーがマイボートやレンタルボートで釣りを楽しんでいます。

 

最近のタックルはこの4本。

WSC63M・・・パンチショット

WSSST510UL/TZ・・・サイコロ逃がし

WSSST59UL・・・ネコリグ

WSSST63XUL・・・ホバスト

ホバストで飛び出すバス。

群れで回遊しているので、ベイトフィシュを見つけたらホバスト炸裂です。

 

カテゴリー: 山上湖

    

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4月2日平村ガイド「4月前半の琵琶湖」

2025-04-15 22:18:00

4月の頭は琵琶湖でガイド。

今年の春は2月、3月からの寒波が強く例年よりも季節の進行が遅れていました。

4月の頭にここ数年はスポーニングが始まっていたのが、今年はプリスポーンという感じで南湖の南部ですらスポーニングしている個体は見られず。

そのため、4月前半はプリスポーンのパターンが中心に。

ウィードエリアはスイミングジグで。

例年ならば4月には完全に終わるパターンですが、4月前半でもスイミングジグOKという感じで巻いても釣れる4月前半でした。

シャローでは一応プリスポーンの雌がナーバスになってきたのでリアクションダウンショットを多用。

ワイルドサイドWSSST64Lを皆さんお持ちになって、昨年までは入手が難しかったサイコロラバーも簡単に入手できるようになったので、アクションのさせ方をマスターされて釣っておられる方が増えました。

私のガイドでもある肝の部分をレクチャーしますので、一気にリアクションダウンショットで釣られる方が多くなっています。

50クラスが簡単に釣れる琵琶湖の春だけに、この手の釣りはマスターした方が良いですね。そのためにもWSSST64Lは来春に向けて入手しておいてくださいませ。

 

カテゴリー: 琵琶湖

    

3月30日平村ガイド「関東からの遠征のお客様」

2025-04-03 05:00:41

3月最後の週末は関東からのゲストさん。

毎年、春に来ていただいているのですが、いつもはGW頃なのでネストになっているのですが、今回は早めに来てもらってプリスポーンを釣っていくことに。

しかし、残念ながら寒波到来で週末の土も日曜日も強風予報。

関西や東海のゲストさんならば、「また来週にでも振り替えましょう」と提案するのですが、休日を取って、ホテルを予約して、関東から遠い道中を走られているので、強風でも出来る範囲で安全にガイドさせて頂きます。

さて、強風ということで最初は巻き展開からスタート。

この時期の巻き展開でプリスポーンとなれば、スイミングジグ。いつもはGW頃なのでパターンとしては終わっているのですが、今年は早めに来ていただいているので堪能できます。

最初は風も弱く本湖での下物周辺を巻いてい1本目をスイミングマスターでリズムウェーブ4.8をセットしてキャットしてもらったのでうが、次第に風が強くなり、西岸張り付きモードに。

という訳で、西岸のプリスポーンが上がってくるルートを信じて水温上昇のタイミングで55アップ。

午後からはボートも多くなり、流すラインが無くなったので、今度はノーシンカーに変えて55アップ。

本数は少ないですが、琵琶湖らしいサイズをキャッチして頂けました。

 

2日目も残念ながら暴風。朝は「無風で幸せですね」なんてぬかしてたら、いきなり西岸から酷い風。

西岸に張り付いてサイコロラバーでシャローにあがって水温低下でナーバスになったバスを狙って55クラス。

その後も爆風が続き、風裏、風裏とのランガンを繰り替えす。早春の暴風は西岸であれば、西岸張り付き展開。

しかし、風が北よりに変わったタイミングで東岸に入ると、今まで西風だったので攻められておらずにイージに。

後半は瀬田川に入って、スイミングジグで1発もバラシ。

もう1発はサイコロラバーのリアクションDS

とにかく暴風の2日間でしたが、ゲストさんには琵琶湖サイズをキャッチしてもらうことに。

春の琵琶湖はこんな感じに荒れることも多いのですが、釣れるとサイズは良いので関東からの遠征の方は、春にサイズに、秋に数というイメージで年2回ぐらい遠征して頂くと琵琶湖の良さの両面が楽しめると思います。

 

カテゴリー: 琵琶湖

    

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