6月9日は野尻湖

野尻湖遠征2日目。

　宿泊は一番館さん。レンタルボートのseaspilitさんには琵琶湖からも多くのアングラーさんが訪れており、いつも見慣れたメンバーが、場所を移して釣っているような状況です。皆さん、美味しい所をよ～く知っています。

この日も晴れ！

　やはり遠征では天気が一番重要。雨の方が釣れるかもしれませんが、快適度は晴れに勝るものなし。今日も高原の野尻湖で妙高を眺めながらの、超快適フィッシング！

　そんな休日モードの釣りですが、今日もこの人は容赦なく釣ってくれます。

　この後も、連発。連発！

　え～、また置いてけぼりですか？

　そして、開発担当も。

　スモールマスターらしく見事なキャロ、キャロショーを！

　3ポンドでステラのドラグでイージーキャッチ！

　
　お見事です。


　そんな中、私一人ノーフィシュ・・・・。

　焦るも釣れずに凹みます。

　で、座って落ち着いたら。

　「やっと釣れたよ」

　その後、フラットエリアからバンクエリアへ移動。

　基本的にはフラットエリアはキャロ。バンクエリアはダウンショットやスモールラバージグなどで、さらに小型ミノーやムシ系でしょうか？



　そんなバンクで市村君プロデュースの新作GWT61SULJでダウンショットを中層シェイクしていると・・・。

　プッ。。

　これバイトだ！

　デカイ・・・・「ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ」と私が連呼していると・・・。

　後ろの二人は「出川か？」とツッコミ！

　でも、本当にデカイから怖いんです。　

　そうやって5分ぐらいかけて上がってきたのは、スモール自己記録の４８ｃｍでした！

　これって確率的には琵琶湖で言うロクマル級らしい。

　もう、これで大満足！

　あとは、旨いランチにボート上のお昼寝。。。

　鬼形氏はミノーでも釣ってました。


　それから、野尻湖ではヒメマスも釣れるみたいです。

　ちょっと、挑戦してみたいな。

　そんなこんなで、釣りながらラストにも４３ｃｍ。

　今回の私はデカイのに恵まれました。

　ちなみに、今回使用のタックルは全てゴールデンウィング。

　理由は、いつものテクナだと、琵琶湖気分が抜けないのとアラミドのパワーが必要ない。あと、関東の繊細な釣りには高感度でハリのあるロッドの方が操作性に向いているから。

使用の3本は次の通り。

GWT６５SUL-S-J・・・キャロ
　1/16oz　3/32oz 1/8ozのキャロでフラットボトムを釣る。ワームはシャッドシェイプの2.5インチでダートするようにフックをセットするのがコツで、フックセットの仕方で釣果は格段に差が出ました。あと、シルクワームでもヒットしました。リーダーは60cmから80cmぐらい。フックはFINAのマス針DSR132の＃８。基本ワカサギパターン。

GWT61SXULJ・・・スモールラバージグ
　1.4g 1.8gのケムケムにシルクワームをセット。主にバンクエリアをダウンヒルさせながら中層をフォールで釣っていく。去年のスーバー２DAYSでは、絶好調だったが、今回はイマイチ。エビパターンを意識したものだが、今回はワカサギだったのか？それともムシだったのか？

GWT61SULJ・・・ダウンショット
　1/16oz 3/32ozのダウンショットでバンクエリアやフラットエリアの中層を水平シェイクして釣る。このパターンが大型が出たパターン。ワームはサタンワームの3インチのテールカット。昔、桧原湖でJB2で年間優勝した時を思い出してのリグ。スモールの浮き上がり能力を意識して、スモールのレンジよりも上を平行シェイクすることにより浮いてくる大型を狙う。
　フックはFINAのDSR１３２の＃８を使用したが、少し硬めのロッドで中層シェイクの操作性を重視したため、食わせ能力が落ちたので、本当は＃６ぐらいの方がバラシが少ないではないかと感じた。

ラインは全てニトロンDARMの3ポンドでした。

でも、一つだけ失敗した事がありました。
　リールを3台持っていたのですが、１台だけトラウト用のものを使用。これがスプーンをスローに引くためにローギア設計されているから、スモールがヒットした瞬間に巻き合わせが決まらずにバラシを多発。スモールの口の形状から、どうしても上顎に乗るだけの状態になるので、巻きアワセが必要で、さらに動きがラージよりも早いので素早い巻取り能力は必須。それが、トラウト用では不可能でした。なぜ、スピニングにハイギアが必要なのか？その点は今回、１２０％身をもって理解しました。


　まぁ、こうやって勉強にもなるし、楽しめるのが遠征なんです。