5月8日は南湖

5月8日は小雨のち晴れ。

本日はティムコのテスト日。

新アイテム「エナジー」シリーズの最終テストです。

エナジー６９CMだけで、5タイプのプロト。その他にも発売が先になりそうなアイテムもいっぱい。

こういうロッドのテストの時に一番困るのが、リールが足りないという事です。

　さて、「エナジー」シリーズですが、テクナのトルクをエリートクラスの素材で実現するために、カーボンの補強シートがブランクに巻きつけてあるそうです。詳しい技術解説は開発担当にお任せするとして、実践投入している私から見れば、テクナのような軽さはないけど、エリートシリーズよりはトルクが出ているので、琵琶湖向きの素材だと思います。

　また、テーパーも補強シートが巻きつけられているので、６９CMのようなきついテーパーも実現できるので、設計に自由度が増しており、テクナ同様にティップよりのアクションも出来ています。価格もテクナよりは安くなりそうですし、なんとかエナジーで5本揃えたら、とりあえず琵琶湖で釣りが出来るようなセッティングを作ってみたい。

　では、実釣。

　AからEの最終段階で5本のプロトのうち、B、C、Dの3本が有力候補に。これはDでヒット。

　つづいても「D」で。ティップセクションをソフトにした「D」はノーシンカーの時の食い込みが最高。

　曲げて、トルクを確かめて・・・。

　「デカくない？」

　デカイ！

　６５ｃｍもありました。

　開発担当「初ロクマルなんですけど・・・」

　これで、エナジー６９CMでは3本のロクマルをキャッチ。
　
　トルク性能での検証はOK。

　あとは、テーパーですが・・・。

　Dのティップのソフトさは優秀ですが、それでは3/8ozぐらいの重いテキサスのマキマキなどに対応しきれない。

　中間のサンプル「C」の方が良いのでは？

　今度は「C」で50アップ。

　では、高速マキマキとなるスピードワームでも検証。

　高速リトリーブだけに、テーパーアクションの「乗せ」能力が重要に。

　これも「D」が優秀。

　では、重いクランク、テキサスは？

　これは「B」が優秀・・・。

　じゃ、製品化は「B」「D」2本にしたら？？

　間の「C」の1本で行く？？？

　という訳で、この結論は会社でしてもらうことに。

　私としては、重めのテキサスまで対応できるテクナの６９CMと似た「B」と、ノーシンカーと高速マキマキ対応の軽量テキサス対応の「D」の2本がどうしても欲しい！さぁ、発売はどうなる？　


　あと、スピニングのテスト。

　こちらはエナジー６３SLP J。第2弾発売シリーズの準備段階なので、プロトはまだまだ変更が必要でした。