週末でボートは多い。下物から見えるボートを数えたら144艇。

　人が多いので、早い段階からフリック投入で確実に釣っておくことに。

　透明度の高い沖のエリアではフリックシェイク4.8の日焼けメロンで連発中。

　本当によく釣れるカラーです。

　何パック持っていても困らないアイテム。

　ちょっと、濁りがある所ではマルハタパンプキンなども釣れます。

　とりあえず、ボートの多い前半戦の無風をフリックシェイクで乗り越える。

　フリックで同時ヒットも。

　ジグヘッドからフリックへ戻したのは、ここ数日沖に北湖から冷たい水が入ってきた為です。先日の大雨で50トン放水となり、ボトムの水温が低下冷たい超クリアーな水が南湖北エリアだけにあったのが、この流れで中流域まで入ってきました。その影響でボトムに止めるジグヘッドは、浅いエリア意外では反応が鈍くなりました。

　水温は上昇して15度になっているのですが、5ｍボトム水温は12度しかありません。そこでバスがサスペンドするようになったので、フォール速度を落として中層でアピールする必要が出てきたので、フリックシェイクのネコに戻しています。気まぐれではありません。

　一方、シャローは表水温とボトム水温が一致するので、ライトテキサスで。

　ただ、２ｍまでのシャローエリアとなるので、こちらはボートが多い今日はプレッシャーが掛かりやすい。

　午後からは風が吹いてきたのでスイミングマスターで。

　沖に冷たい水が入っていないエリアを見極めて釣っていきます。

　するとスイミングマスター5/8ozで。

　ゲストさんも国保氏に焼肉を奢ってもらいたいとの事でアピール！

　でも、叶いそうにないので、今晩は嫁と焼肉にしますとの事。さっそく、メールされてました。

　その後はシャロー側での巻きでＴＮ７０で。

　いきなり同時ヒットで連発かと思ったら、これっきり。濁りが蔓延しているエリアではバイブレ、クランクも好調です。

　今年は例年以上にＴＮ７０の出番が多くなっています。

　今日の朝一のスポットは京都のリッツカールトンからです。

　おそらく宿泊でお一人7万から15万はくだらない高級ホテル（それも家族5人）ですが、流石というのがガイドにコンシェルジュが予約確認から調整までしてくれる事です。

　こういう事にお金を払っているのですね～。

　京都から琵琶湖へ向かって釣りスタート。

　本日のゲストさんはアメリカからお越しの親子三人様。

　8歳と12歳の兄弟で、琵琶湖で釣りをして、日本の釣具を買うのが誕生日プレゼントとの事。

　しかし、ボトムをつけない刀を振り回すようなアクションで、よく釣れました。バス君ナイスな仕事です。

　バスはまだ持てないようです。

　お兄ちゃんのテイラーはバスプロに憧れる日本の釣具が大好きな少年。

　12歳だけあって言われた事を素直に実行できる年頃。

　弟は8歳。もう自由です。この年齢は日本人の子供でもガイドしていて苦労する年代なので、さらに英語で対応するのは私にとって難しい。大人は我々の英語力に合わせてスローに語彙をあわせてくれるのですが、小さな子供さんの英語はハッキリしてなくて子供の略語が多いので、ネイティブでない私にとっては難易度が高すぎる。

　いきなりベイトに挑戦したり、寝たり、御菓子食べたり、自由な弟君。でも、突然、踊りだすと可愛い！

　釣りが終わったら、日本の釣具店へ。

　走り回って釣具を堪能。このあと東京で誕生日パーティをするそうで、午後には新幹線で移動です。う～ん、セレブです。私の子供の頃とは違いすぎます・・・。

　誰か、私の誕生日にアメリカに連れてってガイドを受けさせてくれて、マンハッタンあたりで誕生日パーティーをしてくれませんかね？

　ポカポカ陽気の1日。大潮真っ只中という状況です。

　ならば、シャローフィッシング。関東からお越しのゲストさんなのでシャローは上手い！それを生かしてのパターン選択です。

　開始早々シャロークランクで。

　バスのバイトに喜んでいたら、シャローではたいていた鯉が・・・。間違いなくナナマル、いやハチマル。

　格闘の末、ポロリ・・・。デッキに上げるのも怖いので、良かった面もあるが、やはり写真は撮りたかった。

　沖に出てフリックシェイクでプリメス登場。

　今度はワイルドサイドを触ってみたいという事で、６１ＬでのフィシュドクターＪＨリグで。

　さらに追加。

　今度はオスのようです。

　再びシャローでカバーへピッチングしてキャッチ。

　シャローも熱いですね。でも、コイだらけですが・・・。

　今度はシャローでＴＮ７０パターン。

　こちらもワイルドサイド７３ＭＬを試してキャッチ。

　こちらもバイブレで。

　一応、琵琶湖らしい沖のスイミングジグも。

　シャローエリアのカバーをメインに回るという普段のガイドではしない展開で1日を過ごす。これも今日のゲストさんのキャストレベルが高いので成せる技。

　ガイドではゲストさんの技量の合わせてパターンを選択するので、キャストが上手い、巻きが上手い、ライトリグが上手いなど、特技があれば、それだけ選択肢が増えて、楽しくもなり、状況に合わせやすくなるので釣果も上がります。