4月11日平村ガイド「リレンジ縛り」

2016-04-11 22:10:47 前の画面へ戻る

 昨日までJBトップ50を戦っていた早野プロと同船。(とは言っても、予選落ちで昨日は無念の強制休日だったようですが・・・)

 さて、今回の目的は早野プロのプロデュースしたジャークベイト「リレンジ」の使い方やその特性を学ぶこと。

truth hiramura ブログ写真 2016/04/11

 このフォルムを見た瞬間から、相当に開発に手間が掛かっており、コダワリがあると感じたので、本人から聞きたいと思ったのがキッカケ。

 早野プロとはジャッカル入りする前から、共通の知人を通じて、その釣り能力、人間性の良さを聞いていたのですがプロスタッフ加入後、やはりその通りの人物で、ルアーの理論、釣りの話、釣りの姿勢について共感することが多く、年齢差を感じさせない親しみを覚える。

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 釣り開始から、すぐにキャッチ。上手いのは当たり前の話ですけどね。

truth hiramura ブログ写真 2016/04/11

 琵琶湖でもサクッとキャッチでしたね。ちなみにリレンジのレンジはは1.5mです。

 さて、リレンジの特徴は、重心移動でありながら、固定重心と同等の動きをするように、移動するウェイトの形状を球体から樽型に変更していること。これにより固定ウェイトのようにロールが安定し、ウォブルの幅も抑えてあり、さらにジャークもちゃんとスライドする。固定重心の良さをちゃんと重心移動で実現している。

truth hiramura ブログ写真 2016/04/11

 ただ、このスライドするウェイトが樽型なので、動きやすいようにフッ素加工をして滑りやすくしてある。しかも移動ウェイトの重量が重く、移動距離が大きいのでぶっ飛びます。

 さらに、フラットサイドの側面が反射をもたらすのですが、これが斜めで僅かに下方向に向いている。この理由分かりますか?

truth hiramura ブログ写真 2016/04/11

 これはロール時に反射させた時に、下方法に反射させる為にわざと斜めでフラットにしているとのこと。ジャークベイトの場合、そのほとんどが下から上への突き上げバイトとなるので、下へ光を反射させるという事。う~ん、唸らせます!

 開発期間2年で、悪戦苦闘していた理由が、こうしたコダワリにあったんですね。

 

 でも、早野プロの取材運の無さというのが発揮されて大荒れ。霞も大荒れにさえて飛沫が凍る霞の陸っぱりで取材してきただけの事はある。

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 昨日まで曇り無風だった琵琶湖をここまで荒れ荒れにしてれるとは・・・・。

 早野プロと私のタックル。違い、分かります?

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 正解はハンドルの向き、早野プロはジャークベイトは左ハンドルでジャークを多用。

 私はクリアーだったので、巻きで釣れるだろうと思って右ハンドルセッティングで、グリグリ巻きを多用。

 

 でも、これが大きな差に・・・。完全にジャークの勝ちです。

 おっ、釣れた!

truth hiramura ブログ写真 2016/04/11

 うそ、また釣れたの?

truth hiramura ブログ写真 2016/04/11

 うぁ、まだ釣るの?

truth hiramura ブログ写真 2016/04/11

 さすがリレンジの産みの親。やはりTOP50の現役プロです。完敗です。

 でも、非常に良いものを見せてもらいました。技術面で最近落ちてきたと思っていた部分も改めて感じましたし、急激に濁った状況にカラーや動かし方で対応する部分など。こういう真剣に釣りをしている若手からは見習うことも沢山あります。日本の最高峰で戦う彼らだからこそ、学ぶことが多いのです。

 

 

 

テーマ:琵琶湖

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