巨大化するバス達、その一方で・・・。

2008-05-26 01:37:40 前の画面へ戻る

本日も琵琶湖オープンの取材のためアークロイヤルボートクラブへ。

開始から5年近く経過したびわ湖オープンも参加者の顔ぶれもほぼ同じで、びわ湖に頻繁に通う常連さんが目立つ。さすがに通いなれたメンバーで繰り広げられる上位争いは、凄いもので3本ルールながら6キロ釣ってもお立ち台に上れない人が現れるほどです。

3本6キロというと、単純計算でも50アップ3本で半日の釣果としては、かなり良い部類に入るのですが、さらにプレッシャーの高い休日・大会中というから、その難易度はさらに高まっていることでしょう。

しかし、4キロ、5キロ、6キロ、そして7キロ、優勝は8キロというウェイトを見ていると、昔のJB時代のウェイトとほとんど変わらない。異なるのは当時が5本ルールであったのに対して、現在のびわ湖オープンは3本ルールということ。ということは、単純に5本ルールに換算すると、「10キロ釣ってお立ち台に立てない時代が来た」ということになる訳です。(実際には、あと2本釣るのが難しいのは重々承知しております。)

また、話は逸れますが、今年は60アップの確率が非常に高まり、65アップも続々と、そして70アップも話題として広まっております。今では昔の50アップの感覚で60アップが釣ったことのあるステータスとして世間的評価を受けるようになり、50アップは一般の通いなれた琵琶湖アングラーでも「釣って当然」「50アップを何本釣るのか?」というような時代になっています。

こうした現象はすべて個体の巨大化ということで、数年前の40アップラッシュが、2,3年前からの50アップラッシュに、そして今、60アップラッシュという流れになっていることは、容易に想像できます。

しかし、こうした現象を喜んでいるだけではいられません。60アップが沢山釣れるようになったといっても、数年前の40アップラッシュのように一日のその釣果が20本や30本を越えることは少なくなり、巨大化するにつれてバスは高齢化しており、その数を減らして単発化しているからです。

その原因は駆除による間引き効果などが考えられますが、実際の真偽のほどは分かりません。

ただ、ここ1,2年で私のガイドでも南湖内で100本を超えるような釣果はなく、昔のように3桁釣りのような数を釣るのが簡単ではなくなっている。そのことは南湖のバス釣りの将来を語るうえで不安材料となります。それは、今の50アップや60アップが、来年、再来年を迎えるころには70アップにまで成長する可能性がある反面、寿命を迎えて死滅してしまう可能性もあるからです。

ということは、この先のびわ湖はサイズでは「70アップ時代」、大会では「3本10キロ時代」を迎える可能性がある一方で、一日の釣果が片手程度に終わることが増える可能性もあります。いや、もちろん、そうならない可能性もある訳で、杞憂に終わることを期待しておりますが、今の南湖がピークだとしたら・・・。

次々とウェイインさらるビッグバスを見ながら、「時代は変わったな」という年寄り特有の情を抱いた。。。






テーマ:琵琶湖

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