12月29日平村ガイド「KTFのKAHENスプールはブレーキ設定を3つ弱めることが出来る」

2018-12-29 19:48:26 前の画面へ戻る

 今日も湖上は大荒れで、マリーナにいると続々と途中中止で帰着するガイド達。

 早々に中止決定していて、天気次第なら後輩を誘って湖上と思ったのですが、その後輩もスタッドレス無しで琵琶湖に来れず。

 道路事情としては南湖周辺なら、早朝だけ避けて裏道を使わなければ安全ですが、161号のバイパスなど高架道路はご注意ください。

 

 さて、最近のガイドはTN60トリゴンのパターンがメインですが、そのリールはダイワさんのスティーズAのKTFチューン。

truth  ブログ写真 2018/12/29

 この見た目だけで惚れ惚れしてしまいますが、実際はそのスプールが大きなアドバンテージに。

 まず、普通のマグネットのノーマル状態で使うとマグネットブレーキは7通常設定値。

 ただ、この状態だとブレーキが効き過ぎて失速気味に落ちてしまう。逆風とか色んな状態でバックラッシュの無い安全値が7です。

 そして、ノーマルで完全に飛ばすにはダイヤルは4にしますが、それだと高速回転域でサミングが必要なレベルとなり、逆風や条件次第ではバックラッシュも発生します。

 

 しかし、KTFのkAHENスプールを挿入すると、ダイヤルは常時4でも、キャストの初期の高速回転域だけ7ぐらいのブレーキが働き、キャスト後半のスプール回転が遅くなった段階では4に戻るぐらいのブレーキ調整が効いています。そのため、ほとんどバックラッシュと無縁で、軽いブレーキで気持ちよくロングキャストが出来るのです。

 これはKAHENスプールのマグネットブレーキユニットが遠心的に高速回転時に飛び出して、マグネットの磁力の効きを上げているからで、遠心とマグネットの両方の利点を上手く融合させているからです。

 特に雨の日が素晴らしく、摩擦式の遠心ブレーキだと雨によるスリップ等で変化するフィーリングがあるのですが、非接触型のKAHENマグネット式なら雨の日も晴れの日も同じ感覚でキャストできるのです。

 また、スプール自体も軽量だから、スイミングジグ、バイブレでも重くなるだけのバイト、逆に軽くなるだけのバイトが軽い巻き心地で判断しやすくなっているのも大きなメリットです。IXAカーボンハンドル、ドラグノブなど回転部分の軽量化による大きなメリットであり、明らかに釣る為のアドバンテージが発生しているのです。ダイワ特有のTWSと相まって、飛距離に関してはネオスプールで14ポンドで70mですが、殆どの糸が飛び出るレベルで60m平均は出ています。もっと糸巻き量があれば、もっと飛ぶのでしょうが、ボートフィッシングではこれ以上飛んでも実際にルアーの波動がロッドに感じられなくなるので、50mのキャストをイージーにしている方が実践的には有効となります。

 陸っぱりの方には、もっと飛距離が欲しいから糸巻き量の不満が出るかもしれませんが、ボート釣りの16ポンド、14ポンド、12ポンドラインの釣りならば、KAHENのネオスプールを装着することはメリットがあってもデメリットは無いでしょう。ただ、ボートでも20ポンドラインになるとラインキャパの問題が発生するので、あくまで14ポンドを主軸としたバイブレ、スピナーベイト、ミノー、ワーム全般がメリットが目立つ域となります。

 ブレーキ設置を3つ弱めることが出来るメリットが、実践でどんなに楽になるのか?それを実感してもらいたいですね。

テーマ:雑記帳

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