2月22日大熊ガイド「セントラルフロリダローカルショップ巡り」

2016-02-23 14:02:51

今週はフロリダを離れて次のトーナメントの開催地であるサウスカロライナ、サンティクーパー湖に移動です。現在の滞在地からは半日程度の移動距離なのでさほど遠くはないのですが、次の滞在先がかなりの田舎になるので近くに大きな釣具屋さんなどもなく、出発前に色々と買出しに行くことに。

まずは壊れてそのままだったロッドのガイドを手に入れるために「マッドホール」というロッドビルディング専門のお店に。ここは市販のブランクからオリジナルのブランク、ガイド、ハンドルなどなどロッドの各種パーツの小売をやっているこの種の店舗としては全米最大級のお店と思われます。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/23

いち早く「ミクロガイド」を販売していたのもここです。

なのでガイドの在庫も豊富、一般の釣具販売店レベルではトップガイドのチューブ径が合致するモノを見つけることは困難なのですが、私が欲しかったサイズも在庫ありで助かりました。もちろん店頭販売だけでなくウェブサイトからの海外通販もやってくれるところなので私も以前からこちらの通信販売を利用させて頂いてました。ただしこちらではSICリングは一般的ではなく通常はステンレスフレーム、アルコナイトリングが標準となっており、私もFuji製のアルコナイトリングのものを購入しました。アルコナイトリングは耐摩耗性ではSICに劣るものの強度が高く、常に衝撃が加わるトップガイドにはこちらの方が良いのでは?とも思ったりします。しかし「トップガイドだからこそ耐摩耗性に優れるSICでしょ」派も多数いらっしゃる訳です。ならば硬く柔軟性がない「フィリッピングロッドはトップガイドだけアルコナイトで…」「いやいやブレイドラインを使うフィリピングロッドこそ…」と各個人でガイドに求める要望も様々、そうした理由でこんな「ロッドビルディング専門店」が存在するんですね。

 

お次はそこから20分の「ピッターズベイト」。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/23

某大手ワームメーカーそっくりの「オリジナルワーム」を中心にワームの製造販売を行っている小売店さん。ラインナップも豊富で中にはオリジナルより良いのでは?思われるものも。そして何よりそれらのワームが100本単位で割安販売をされているのが我々消費者には助かります。他にもフロリダで効果的なローカルベイトも揃っており、ひと通りの消耗品その他購入。

 

最後はローカルショップではなく釣具販売最大手のバスプロショップス。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/23

各種釣具を始めハンティング用品、アパレル用品、果てはボートまで、ありとあらゆるアウトドア用品が取り揃えられています。がしかし全米に何十店舗とある店舗への商品供給が要求されるため供給量が小さいメーカーの商品の販売はほとんど見かけることがありません。しかし、最初一部の釣り人の間で釣れると言われるルアーほど小規模ルアーメーカー発祥の場合が多々あり、そのルアーが一般的に広まり大手がコピー商品を大量に市場に供給する頃には・・・。という訳で実際購入する商品はあまりないのが実情?

 

ひと通りの消耗品、不足していたものなどは買い揃えることが出来、後は次の開催地であるサウスカロライナに向かって出発です。

 

テーマ:琵琶湖

ガイド空き状況

平村尚也

現在空きはございません。

大熊一徳

4月 27()
5月 4() 10(金) 20(月) 22(水) 23(木) 24(金) 26() 27(月) 29(水) 31(金)
6月 2() 3(月) 4(火) 5(水) 6(木) 9() 10(月) 12(水) 16() 17(月) 19(水) 20(木) 21(金) 23() 26(水) 27(木)

武田栄喜

現在空きはございません。

ビワマス

現在空きはございません。

詳細・ご予約

2月21日大熊ガイド「フロリダ大研究、BFL Gator Okeechobee 2/13」

2016-02-22 11:21:31

本来ならこの日程でB.A.S.S.セントラルオープン・アチャファラヤを釣っているタイミングでしたが、昨年の12月に降った大雨の影響で大会開催予定地が洪水に見舞われてしまい、大会日程が10月に延期になってしまいました。タイダルウォーターの経験がない私にとって今回の幾つかの大会で最も楽しみにしていた大会だっただけにこの延期は非常に残念でした。

そうした訳で1月のサウザンオープン後の2月上旬の予定がポッカリ空いてしまい、さてどうしようかと思案した結果、このフロリダにとどまり「フロリダ大研究」をすることにしました。

そこで急遽サウザンオープンの翌週にオキチョビー湖で開催されるFLWツアーにコ・アングラーでエントリーするも申し込みがギリギリだったのでウェイティング。当日キャンセル待ちで現地にまで行ってみましたが結果的に参加できませんでした。やはりフロリダのトーナメントはコ・アングラーにも人気が高くエントリーは早めにしたほうが良さそうです。

なのでFLWツアーは陸上からの観戦だけにして大人しくしときました。ちなみに同大会に長年参加している深江さんが5位に入賞していました、さすがです。

FLWツアーの翌週は同じオキチョビー湖、同じスタート会場にてBFLが開催されたのでそちらにもエントリー、こちらはすんなりエントリー出来ました。

ちなみにこのFLWツアー開催中からまたまた寒波が入り30℃近くあった気温は一気に10℃近くまで下がってしまいました、結果としてこのFLWツアーの大会は水温が下がっていくタイミングでの開催となった訳です。しかもその後も寒波が連続して入ってしまい、天候が回復し気温が上がって来るのは私が参加するBFLの大会前日から、つまり次のBFLの大会は水温が上がっていくタイミングでの大会となる訳です。つまりこの二つの大会は日程が近いにも関わらず全く逆の条件下となってしまいました。

そうした条件から私が本格的に大会に向けてのプラクティスを始めたのは大会二日前の天候が回復し始めてから。FLWツアーで多くの上位入賞者を輩出したエリアは案の定寒波に伴う冷たい北風の風下となり水温も下がり、何より酷い濁りが湾の奥まで入り込んでしまっていました。

なんとか天候が回復、風向きが変わることで流れが変わればそのエリアの復活もありかな?とも淡い期待を持ちましたが、なさそうな気配なので何とか直前にリミットは簡単に揃うようなエリアだけを近場に持ってあとは本番でなんとかすることに。

記録的増水でクルーストンロックも閉まってしまいました、ボートランプから本湖に出るにはロックを抜けることに。かなり面倒です。ちなみにこの増水による濁水をキャナルを通して下流に流すかの議論がニュースで毎日のように取り上げられていました。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/22

当日、スタート後は近場のエリアで1時間程でリミットを釣るものの8lb程度のウェイトしかなく、このままでは確実に接戦の中に沈む展開。色々思案した挙句、消去法でプラクティスでは全く触っていなかった北風の風裏となる湖の反対側まで行くことに。ちなみにこの遠隔地となる北エリアをプラクティスで触らなかったのは幾つかの理由があるのですが長くなるので省略。

とにかくその北側のエリアに行くにはスタート会場から真っ直ぐ湖を横断しても30分程度の時間が掛かります、この日は多少荒れていたので少し迂回して40分程度の時間で到着。

大事なことを忘れていました、実は今回のオキチョビー湖は先月からの大雨の影響で60cm以上増水。大きく湖の様子が変わっており、新たに南湖ほどの大きさの湖が出現するほど。

しばらくの間ただの湿地帯だったムーンシャインベイもこの増水で水位は復活。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/22

なのでまずは主要なエリアをざっくり見て周るとやはり各エリアの様子や水の色まで変わってしまっていました。この時点で既にお昼をまわり、復路の時間を考えると私に残された時間は3時間もありません。多少焦りましたが、とにかくこのエリアだなというエリアに的を絞り色々と試しながら釣っていくとなんとなく釣り方が見えてきました。その後は水温の上昇でバイトも多くなり5匹中4匹を入れ替え12~13lbまでウェイトを伸ばすことが出来ました。そして回りいた一般アングラー、同船のコ・アングラーに次々と4~6lbクラスがヒット、さぁ、次は私の番…は来ずにそのままのウェイトで帰着。結果は12lb台で203人中26位、チェックは頂くことが出来また。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/22

さてこれで私はフロリダで今期3試合を消化しました。それぞれの結果を単日のウェイトで見ていくと10lb前後のウェイトから12~3lbのウェイトを釣っています。入賞圏内を狙う上で安定したウェイトをまとめることは出来ていますが、その上のカットを狙うには単日で15lb以上、優勝争いに絡んでいくには20lb以上のウェイトを持ち込むことが必須条件となる訳です。ちなみにそのウェイトを狙っていくには釣りが変わってくるため、どうしても不安定要素が入ってきてしまいます。もちろん何か爆発的なエリアやスポットを持つことが出来れば話は変わる訳ですがそんなことは滅多にない訳で。

不安定な要素をバランスよくフォローするのか、不安定要素を取り除けるほど精度の高い釣りを身に着けるのか、または思い切って行くしかないのか、まだまだフロリダ大研究は続きます。

 

テーマ:琵琶湖

2月17日大熊ガイド「Trolling Motor」

2016-02-18 12:21:24

本日のお題目は「トローリングモーター」いわゆるエレキ、もしくはエレクトリックモーターです。こちらではトローリングモーターという呼び方が一般的です。こうしたモノの呼び名、もしくは発音が違うことが多々ありたまに苦労します(笑)。最近では「アルミニウム」の発音が通じず苦労しました、彼らの発音は「アルミナムー」と聞こえます、う~んっ確かにスペルをそのまま読むとそうなりますな。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/18

話が横道に逸れてしまいました、今日は空き時間を使ってそのトローリングモーターの修理?をしました。フロリダを中心とした南部の植物系湖を釣ると必然的にその植物ジャングルを釣ることになり、トローリングモーターには葉っぱ、ウィードや茎などが絡んで来ることになります。それらをいちいち除去しながらでは釣りにならないのでそれらがシャフトやプロペラに絡んだ状態でも無理クリ回して船を強引に進めていく場面が多く(というかほとんどその状態)、トローリングモーターには相当な負担が掛かり、36Vのものを使用していてもバッテリーが一日持たない場面も多々あります。

そうした過酷な使用環境なので電動操舵式はおろかワイヤー式のフットコントロール全盛の今の時代でもハンドコントロールのエレキを使っている人も珍しくありません。しかし、私が思うには土地柄、フロリダではリタイアメントのアングラーが多く、彼らはやはりその歳からか腰を悪くしている人も多数、腰に負担の掛かるという理由でフットコントロールが敬遠されているというのもあると思います。

 

また話が脱線しましたが、そうした苛酷な使用環境なので今回はエキストラで持ち歩いている24vのエレキを36vに変更、ハウジング、アーマチュア、ブラシカードなどなどすべて新品と交換しました、これでまたしばらく使えるでしょう。

truth smiley_fishing_report ブログ写真 2016/02/18

またウィードカッターやウィードレスプロップ、果てはシャフトに取り付けるカッターなども多く、皆、そうしたアフターマーケットパーツを装着して快適に釣りが出来るようにしているようです。

 

現在、エレキはM社とM社の二つのメーカーが市場を独占していますが、シャフトがカーボン製で曲がらなかったり、メタルのペダルがタイトで操作性が良い、大きなモーターで静寂性があるなどなどの特徴をそれぞれが持っています。その中にM社の方がウィードがプロップに絡み難いという特徴もあります。一度、オキチョビー湖にてローカルの大きな大会が開催(参加艇250)されているとき桟橋に70艇程の参加者のボートが並ぶ場面があり、ウェイインバッグ待ちで暇だったこともありメーカーの比率を数えたことがありました。結果としてウィードレス性能と静寂性に優れると言われるM社のほうが圧倒的に多く比率は9:1。もちろんこれが植物系湖でシャローの神経質といわれるフロリダバスをターゲットとした場合M社の方が優れているという結果になるとは言えませんが、そういう比率でしたというお話です。

また大人の事情からFLW系の大会ではM社が多く、B.A.S.S.系の大会ではM社のほうが多いという傾向もあります。

 

個人的には何れのメーカーも優れた点があり、私は長年踏み慣れたM社を使っています。

テーマ:琵琶湖