夏休みという事で、今日も親子でのガイド体験。

　いきなり小学4年のお兄さんが40アップスタートです。

　弟さんにも40アップ！

　小学校2年生ですが、キャストはばっちり！フッキングもばっちり！

　凄いのは、黙々とキャストを続ける根性と釣りたいという気持ち！

　昨日の琵琶湖は大人でも40アップを釣るのに苦労されていた方も多いのに、小学2年で40アップ2本目に2桁を小一時間ほどでキャッチ。

　上のお兄さんも次々と・・・。

　二人とも本当に釣りが好きなようで、投げる投げる！そして、釣る！釣る！

　こんなに上手い小学生見たことがないというレベルです。

　二人でボコボコだから、お父さんキャストする暇なし。

　上のお兄さんが釣ってるから、負けたくないという弟さんの心理が働くので、普通キャストすらままならない年齢なのに普通にキャスト、フッキング、ランディングまでこなしてしまう。

　ビックリするのが、キャストの精度。担ぎ投げでなく正面からのふり幅の狭い完璧なオーバーヘッドキャストが出来ているので左右にコースがぶれない。そのため、ストラクチャーでも完璧に30ｃｍ以内に落せるというレベルです。

　多分、このレベルなら、小学生釣り大会なら、どこへ行っても勝ってしまうかも？下手な大人なら負けます！

　ちょっと休憩でトローリングでウグイ。

　これはハス。

　ビワマスも来たけど、バラシしてしまう。

　でも、本当に熱心なので、この子達には自分で釣るバス釣りの方が向いています。

　お父さんも、とりあえず釣ってみますが、まったく子供達は関心なし。

　お父さんの釣りなど見ないで、自分の釣りに専念。

　ギルも釣って4種目。

　南湖のウィードだって、ちゃんとウィードをかわしてボコボコに釣ってしまう。

　お父さんは完全にオマケです。

　夏休みの絵日記の題材として、今日の出来事が決まっていたようで、なんとか楽しい一日を演出できたかな？

　でも、いままで私は、小学生2年生だと集中力が続かないのでガイドは短時間でと考えていたのですが、今日のお子様は完璧に一日通じて、集中力を切らすことなくキャストを続けていました。普通の子達だと、飽きてゲームしたり、昼寝したり、ルアーを変えてばかりで釣りにならないのですが、今日はまったく違いました。

　やっぱり上の子がいる弟というのは凄いですね。２つ上のお兄さんが釣ったら、完全に自分も釣れるものと思ってキャストしているので、小学2年だから出来ないという考えは毛頭ない訳で、全て普通にこなしてしまうのですから。これが5,6年ほど年が離れると、もう諦めてしまうんでしょうね。

　それにしても二人とも集中しすぎて、「もう終わり？」という状態でした。お父さんも釣り好きなので、これに付き合わされるお母さんは大変でしょうね。多分、釣りしてたら自ら帰る気ゼロなんでしょうね。

　本日は3艇合同でミニ釣り大会です。

　一人1匹の長さを午前、午後で2本計測する形式なので、本数を釣るよりも1匹だけ大きいバスを釣れば良い訳です。

　普段のガイドはゲストさんに出来るだけ多くのバスを釣っていただく事を目標にしているのですが、今日は大会で勝つ為にサイズだけを狙います。

　で、サイズを釣るために選択したのは「マグナムスプーン」

　狙い通りの今期初のマグナムスプーンフィシュです。ただ、思った程サイズが伸びない。

　ゲストさんは、スライドネコでとりあえずサイズ。

　午前は中間の2位で折り返し。1位との差は4ｃｍだったので、逆転も有り得ます。

　ランチはみんなでＢＢＱ

　過去の話題など、釣りを通じて盛り上がる楽しいひと時。ただＢＢＱするよりも、釣りをしながらのＢＢＱはさらに盛り上がります！

　午後からもゲストさんはスライドでとりあえず40アップ。

　ラストまで苦労していたのですが、終了直前にジャッカルのプロトギル型ワームで55ｃｍ。

　プロトギル型ワームで勝ってしまった。

　1位だったのでゲストさんに賞金と景品をプレゼントできて、私も景品を頂きました。「誠にありがとうございます。」

　たまには本気でサイズ狙いをしてみて、野球で言えば「本気でブンブンを振り回してホームランを狙う」釣りをしていたので、キャッチ数は午前1本、午後2本という貧果ですが、サイズは狙いが当たり、大会は1位でした。こういうデカイの狙いもたまには良いのですが、やっぱりゲストさんに釣ってもらうガイドでのスタイルとしては、ゲストさんに魚が回らないので、「どうかな～」と思うのです。

　「どうしてもデカイのが欲しい」というゲスト様の場合のみ、振り回すホームラン狙いの釣りも致しますが、普段はコツコツと当てる首位打者、最多安打を目指しております。その延長で50アップが出れば楽しいかと・・・。

 　今日も水温が低く22度からスタートですが、水温が低くなった分だけアユが入ってきています。

　そのアユの多いエリアを中心にスライドのネコで狙っていくと即バイト。

　ただ、アユ中心に狙うとサイズアップが難しいのですが、とりあえずバイトの多い釣りを中心に。

　晴れてクランクへの反応は鈍いので、スライドのネコをシンカーを重くしてクイックに動かすと反応が良いです。

　真夏の炎天下だけど、風ががあり涼しい湖上でバイト！

　次もヒット！

　こんな感じのサイズは2桁クリアー。

　あとはサイズなので、パンチショットにしてウィード内部を狙う。

　この泡だらけの水ですが、パンチショットで走るバイトをとって、すっぽ抜け・・・。

　バイト数は格段に減るので、女性ゲストさんもおられるので再びリアクションネコ展開に戻す。

　やっぱり、こちらの方が女性向けです。

　でも、たまにこんなサイズも混じるので、デカイのだけを欲しい場合はパンチショットなどでウィードの中を、数を釣りながらサイズをポロポロと釣っていく展開ではリアクションネコのパターンがオススメです。

　水位もマイナス9ｃｍまで下っているので、おそらく週明けにはマイナス20ｃｍに到達してパンチショットなどウィード内部の釣りも本格化するのではないでしょうか？