昨日とは一転して曇り無風。一見よく釣れそうな天気に見えるのですが、低水温になった直後の曇りは晴れて水温上昇した方が活性が高くなるので望ましい。

　で、朝からスピナーベイトでバイトのみ。

　ここは手早くバスをキャッチしたいという気持ちになって、北湖に向かうが、そこで完全ノーバイトで南湖に慌てて逆戻り。完全に展開が後手に回って、さぁ大変！

　いろいろなレンジで反応がなく、シャローに入ってハイピッチャーでゲストさんに1本目。

風が吹いてきたタイミングでゲストさんのジャンボグラブテキサスに。

さらにもう1本追加。

で、ラストにスピナーベイトで狙いに行くと、風が止まって終了。

完全に展開が裏目裏目に出てしまった一日でした。

　台風の翌日で湖は濁りまくりのターンオーバー。おまけに北湖は爆荒れの走行不能状態。こんな逃げ道のない状態で、どうやって釣っていくのか？

　こういう日は、とにかく自然に逆らわず、釣れる可能性のあるエリアで、釣れるルアーを、釣れるアクションでアプローチしていく。自分の経験や自信ではなく、素直に！

　まず、スピナーベイト、チャター、バイブレとノーフィシュ。朝の水温低下が効いており、上のレンジまで午前中はバスが上がってこないと判断。そこで、スローダウンさせたいのですが、爆風でライトリグや止める系の釣りは不可能。

　ならば、ボートが動いても釣れるマキマキのジャンボグラブテキサスで。

　ゲストさんに1本目。こういう日は、次元が低くても、まず1本釣ることが大切。そこから、学んで次の1匹へと進む。いきなり50アップとか、そういう無茶な狙い方はせず、丁寧にすること。

　何度かバイトがあり、私もTAVGP69CMJver2でマキマキバイトを育ててフッキング。

　やはり専用ロッドはやりやすい。

　ゲストさんももう1本追加。

　決してイージーではないですが、ちゃんとやれば釣れます。でも、このままでは駄目。やはり大逆転を狙います。

　水温が上昇するのは午後、そしてフィーディングに入るのは日が傾き出す瞬間。毎日、この時間を計算しているものの、日に日にフィーディングタイムが早まっているのは感じていました。

　「今でしょ！」というタイミングで入って、ブレードマスター3/4ozのハスカラーをゲストさんにレンタル。ゲストさんが持っておられたのが、某社のガンメタブレードの3/4ozでこれでは食わないと判断。このエリアにはハスが入っており、それを食うバスが50アップだからハスカラーのシルバーブレードに反応が良い。

　そして・・・。

　決まった！62cm・４５００ｇでした。

　ゲストさんの初ロクマルとなりました。

ようやく穏やかな天候となり、普通に釣りが出来るように。

　まずは、ジャンボグラブのテキサスで、マキマキ＆ステイで。

　巻いても、止めても反応があるので、中間的にジャンボグラブ投入。これで、巻きへの反応が高ければ、チャターやスピナーベイトに、止めへの反応が高ければワーム系にシフトさせていきます。昔は本当にジャンボだと思ったジャンボグラブも、今の琵琶湖では小さなワームの部類に。

　で、結論的には、ワーム系で。

　ちょっと釣れない時間帯なのでマルチカーリー投入。すぐにバイトがあります。

　とりあえず、癒され。バイト多数。

　ゲストさんに優しい。イージーなパターンを選択中。

　マルチカーリーで、とりあえずの1匹確保。

　で、再びジャンボグラブで。

　ようやくサイズアップ。

　その後はゲストさんに厳しい。巻きでブレードマスター。

　ゲストさんにもブレードマスターで来ましたが、サイズが・・・。

　できれば、秋らしいスローロールをマスターしてもらいたいので、この釣りを多用していますが、結果的にはワーム系に軍配が上がりました。

　昨日、一昨日に比べれば、風がマシになったので、普通に釣りが出来るようになったのですが、明日以降また台風だそうな・・・。そろそろ台風には大人しくして頂きたいものです。