ここ最近の南湖は、上昇した水位と放水量がキーとなりつつ、水の悪さによるベイトの通り道の変化が鍵となる。

水位はプラス20㎝まで上昇して、そこから150トン放水で水位を下げる日々が続いた。

水位が上昇したので、シャローが好調となり、シャローにはアメリカザリガニが目立ったのでシャローのリーズ撃ちを赤いネコシュリンプで。

なかなか、キャストが難しいのですが、バスの密度は高い。そして、こんな珍客もヒット。

ただ、水位が下がるにつれて喰いが悪くなり、見えているのに釣れない日が多くなりました。

水位が下がってくると沖の方が安定するのですが、沖のエビモがかなり伸びてきているものの、放水量アップで傾きがキツイ。

放水量を考えて水の反転流の場所を探していくと答えが見つかるものの、水がクリアアップしたりすると突然ノーバイトになるのは、ベイトの位置との関係からのよう。

釣り方は無風ならノーシンカー、強風ならキャロ。こちらはノーシンカーのヤミィフィシュをワイルドサイド69Ｌplusで。

一方、ベイトの多いカナダ藻フラットでは、巻きキャロで。

巻きキャロは、ワイルドサイドST65Lにオードラゴンの0.8号ですが、0.6号の方が飛距離が出るので釣れる反面、ミスキャストや扱い方が悪いとラインブレイクするので、0.8号の方が良いかなと思いつつ、Ｉ字系も0.6号の方がやっぱりいいな。と迷い中。

ＦＧノットに自信があったり、キャスト、ラインディングと技量に自信のある方は0.6号に挑戦してください。

一方、キャロとノーシンカーの方もフロロのオルトロス6ポンドですが、次第にエビモに巻かれる日が多くなってきました。

こちらは、これ以上太くするのならベイトタックルでのノーシンカーに切り替えなくてはならない。

すると、ワームも3インチのヤミーから、5インチヤマセンコーへ。

ただ、そうすると、現在のベイトとのサイズが合わなくなるのが悩みの種。

スポーニングに関係する個体もシャローに多いですが、食わせるのがどんどん難しくなる中、沖のバスの調子は上がり調子。

でも、ベイトと放水量と水質で次々ポジションを変えてしまうのは、アユなどの足の速いベイトを意識しているから。

そう考えると、ギルも増えてきたので、ギルでの安定パターンが見つけたい。

全国の緊急事態宣言の解除となり、色々な事を元に戻していかないといけないと思いつつも、ゆっくりとしたペースで動いたきたツケが回ってきております。

各地の状況を把握するために、流入河川のチェックへ。

流れのある川はすでに流れ切ったのですが、流れの弱い河川には田んぼからの濁水が溜まったままです。

この水が流れ込んだ南湖は水質悪化で強風になると釣果ダウン。無風よりはそよ風で炸裂する傾向。

バスの状態はネストとポストスポーン、回復したベイトを追いかける個体という感じ。

ベイトを追いかけるバスには巻きキャロが有効で、強風時のポストスポーンにはドラッキングキャロと、キャロ祭り状態。

せっととキャロシンカーを作成して、ワイルドサイドの69Ｌplusのヤミィフィシュのキャロ、同ST65Lのフリックカーリーの巻きキャロ展開です。

今週か来週にはブログを含めて元の平常時の状態に戻していきたいと考えておりますが、スローペースになってしまった自分が戻れるのかが心配。

水温20度前後となり、ギルのバイトが多くなり始めました。

今年初のギルも釣れて、小型サイズも釣れるように。

フリックカーリーの巻きキャロが好調でバイトは、巻きキャロが一番多いものの、水温が下がる日には極端に浮かなくなりバイトが消える。

巻きキャロにはワイルドサイドST65Lにオードラゴン0.6号のセッティングを強風、無風で使い分ける。

• 無風時にはＩ字系で
• 強風時には巻きキャロで

強風の時にはキャロ展開。

こちらはワイルドサイド69Lplus

ワームはヤミィフィシュ

こちらの69Lplusセッティングは、いずれもヤミィフィシュを使うのですが、こちらも強風時と無風時ではリグが異なり。

• 強風時にはキャロで
• 無風時にはノーシンカーで

こんな感じの二刀流。

あとは、リズムウェーブのヘビダンもエビ藻撃ちで使用。

歯形ザクザクと景気良く。

ロッドはワイルドサイドWSCS610MLで。

もちろん、このタックルも強風時と無風時で使い分け

• 強風時はヤマセンコー5のノーシンカーで。
• 無風時はリズムウェーブ3,8のヘビダンで。

しっかりと強風、無風のコンディションに合わせて同じタックルをリグを変えて対応させています。

無風と強風の両方を意識しておかないと、午前の無風、午後の無風のどちらかで釣れなくなってしまいます。