3月28日平村ガイド「3月後半の釣り」
【ブログとインスタ】
最近は釣果の即時性はインスタでアップしております。ブログは長文でしっかりと書いていこうと思っております。
若い方の大半は、インスタで情報収集されているので、時代的にはマリーナなどもブログを廃止して、インスタで更新されているところも多くなってきました。
ガイドの方もほぼブログが消えており、インスタ化しているので、流れと言えば時代の流れなのですが、私のゲストさんの多くからパソコンでインスタは見にくいとの指摘が。
確かに私のゲストさんの多くが、業務でパソコンを扱っておられ、パソコンで情報収集される方が多いので、ブログの廃止も考えていたのですが、まだブログも更新していくことにしました。
ただ、両方同時にするのは大変なので、それぞれの特性に合わせて、ブログは更新少なめで長文でしっかりと文章を、インスタ更新多めで写真とコメント程度という使い分けをしていきます。
ブログの方は時間のある時にしっかりと書いて更新しますので、たまにHPを覗いてくださいませ。
【ガイドの状況】
琵琶湖でのガイドも2月中旬から再スタートさせて春も中盤戦に差し掛かってきました。
2月中旬、下旬は寒波で大荒れ中止が多かったのですが、3月中旬からは天候も落ち着く日も多くなり、下旬にはポカポカ陽気で一気に水温上昇が見られました。
基本的には3月はWSC65MHスイミングジグを巻いとくのがメインですが、スポットが狭いところはミドストで釣っていくパターンでした。
【スイミングジグ】
今年、なぜかスイミングジグは1/2ozでした。南湖は冬季の水位が低かったのとウィードの残りがある水深が浅く1/2ozの方がよく釣れていました。南湖ではスイミングマスター、北湖ではPMLルアーです。
さて、PMLルアーとは何?というご質問が多かったのですが、オーストラリアのジグヘッドで、軽いウェイトから思いウェイトまで揃っており、非常に使いやすいので私が日本に輸入しています。
使い方はスメルトヘッドと同じですが、スメルトヘッドのフックが少し太いので、スピニング時に不安があったので、こちらを選択しました。
北湖のスイミングジグも非常に面白く、岩盤やロックエリア、河口で活躍。水深の深い場所から浅い場所まで使っておりました。
PMLルアーのトレーラーは縦型ボディのボトムアップさんのバラップスイマー、ノイケさんのスモーキンスイマーがヘッドとの相性もよくアクションも絶妙です。ボディ全体を動かすにはバラップスイマー3.3インチ、テールだけならスモーキンスイマー3インチという使い分けでした。
南湖はスイミングマスター1/2ozにジャッカルのリズムウェーブ4.8でしたが、ほぼウォーターメロン。
いや、これじゃないと駄目というぐらい、今年のゲストさんのスイミングジグはウォーターメロンでした。
ヘッドのスカートは白系で、トレーラーがウォーターメロンだとなぜかヒットする。これは不思議でしたが、リズムウェーブ4.8のウォーターメロンを探してきたゲストさんは救われていました。あぁ、不思議!


【クラッシュ9は?】
あと、今年は周囲でクラッシュ9の釣りも流行っているので、ゲストさんの中でビッグベイトを投げられそうな方にだけ試してもらいましたが、こちらは簡単にはいかずでした。
私もダウズスイマー240を投げてみましたが、手首の手術後の腫れが出てしまうので、やっぱり無理。やはり自分の釣りをするしかないのです。
ただ、体力のあるゲストさんには来年も挑戦していただきたいですねw
結局、そうこうしている内にバスはシャローに上がってきたので、シャローでは濁りがある時には、WSS67L+ソウルシャッド62DRで釣って、クリアアップした時にはサイコロラバーのお助けモード。
【ソウルシャッドの釣り】
水温が10度を超えてきて、シャローの水が温められるようになってからバスが上がってきました。
こうなると沖のパターンと共にシャロー側も追いかける必要があるので、濁り水を探してソウルシャッドのタダ巻きが始まります。
ソウルシャッドは58SPからスタートしたのですが、強風の日が多かったので投げやすい62DRに変更していきました。
ロッドはミドストと兼用にして本数を減らずために、WSS67L+でやっておりましたが、グラスのWSS62LGがあると楽しいかと思います。


【サイコロラバーのリアクションDS】
サイコロラバーはゲストさんもWSSST64L+をほとんどの方が買っておられるようになり、サイコロラバーも入手が簡単になり、マスターされる方も多くなりました。
やはりサイコロラバーは釣れるので、マスターしておくのが良いでしょう。まだ、不安な方は特訓いたします。
マスターすると本当にお助けとなるので、春はスイミングジグ、ミドスト、リアクションDSの3つは必須課題です。




【そろそろツワリ】
シャローに上がってきて数日が経過すると、バスは産卵モードに近づき、大潮が近づくとナーバスになってきます。
スポーニングシーズンなのですが、ボトムを意識したオスはやはり1/16ozジグヘッドでボトムで止めるオールドスクールな釣りで対応します。
私の場合は、ジャッカルのネコシュリンプをハヤブサのFPJラウンドにセットしてボトムのウィードを探してステイ。コッツというバイトをWSS61Lでフッキングするという古典的なパターン。
古い釣り方ですが、ツワリにはいってきたメスやスポーニングベッドを作ろうとしているオスには有効なパターンなので、今週末の大潮では必要になるでしょう。
水温が13度から15度になったら、スイミングジグやミドストが消えて、こちらのパターンに移行するので、そろそろ準備しておく必要がありますね。


カテゴリー: 琵琶湖