8月24日平村ガイド「ドーン、フリックカーリーで57cm含む25本」

　最近、ベイトフィネスでダウンショットしていると渋くてバイトがあってもノラない。そこで本日からソリッド投入。ワイルドサイド（レジットデザイン）ST６１ULの出番です。

　例年、この時期から10月ぐらいのバイトが中層に偏るタイミングで重くなるだけのバイトがあり、それを増幅させるので反発の弱いソリッドティップを使います。

　ただ、スピニングになるのでフロロ6ポンド。北の強烈な引きの50アップを止めるには、ドラグ性能が重要なのでツインパワー投入です。

　このツインパワーのドラグなら、出るときは出る、止まるときは止まる、ドラグ性能で助かる場面が目立ちます。こうしてロッドとリールでアドバンテージを得てスタート。

　すると、昨日まで乗せれなかったバイトが次々と・・・。

　フリックカーリー4,8で入れ食い。

　ゲストさんもボコボコなスタートです。

　で、とりあえず20本ほど釣ってから勝負。その勝負もパンチショットではなく、ヘビダンロングカーリー。もう中で戦うのを中断。ヘビテキ、パンチショット系のバイトの少なさからゲストさんにグッドサイズが回る確率が少ないので、ウィードの外を攻めることに。

　フリックカーリーロングの7,8のヘビダンで。

　そして、ここ数日恒例の強風タイム。ここ数日間は台風の停滞により強風となるので、その時間帯をいかに使うかを考えて、昨日からスピナーベイト投入。昨日もガッツンとあったのですが、バラシでしたが、今日は見事にドーン1/2ozチューンにヒット。

　57cmでした。

　普通に3/4ozのスピナーベイトでも良いのですが、昨日ゲストさんの巻きスピードが速かったのを見て、バイトが出るのは早目に巻けるスピナーベイトだと判断。1/2ozのスピナーベイトだとブレードが小さいので、重くしたら高速巻きに対応できると思って、夜中にチューニング。

　濁りがあるからフラッシング効果の高いペイントブレード。

　1/2ozに糸オモリを巻いて＋７ｇで3/4ozに。こうするとブレードの小さめの高速巻き仕様の3/4ozに。

　さぁ、この後もと思ったら風が止んできたのでソリッド展開。

　やっぱりイージーだった。

　アオコ発生、激濁り、条件が厳しいのですが、打開策はタックルをいじって攻め方を変えることからスタートです。

　今日はソリッドスピニングと高速巻き仕様のスピナーベイトで攻略。明日の作戦はどうする？という感じです。ただ、毎日工夫して次の釣りを探していくのは、この仕事の醍醐味。釣れなくなると結構楽しいかも？