6月29日平村ガイド「スライドとウォブラー好調」

　よく晴れた週末。トップからスタートするも1発出て藻化け。

　ボートは走り回るし、水は悪いし、船団だし、完全にロックが掛かった状態です。

　回りのボートのロッドも一切曲がりません。。

　平日は上からスタートするのですが、週末は下からスタートするのが鉄則です。

　上からというは、パターンの内ストロングなものから始めていくという意味で、とりあえず大きく広く探っていくのが平日の基本です。それに対して、週末はパターンのうち最もライトなものから始めて、釣っていく中でストロングな方向へ上げていくということです。

　そういう基本が分かっていれば、別にタフでも難なくヒット。

ベイトフィネスのマルチスティックスライドで連発モード。

ＰＭＸの感度とトルクで、カナダモの内部でステイさせるパターンです。

　あと、もう一つ大きなキモがありまして、それは色。

　今の南湖の一部では2層分離という大雨後にある状態で水質が悪化しています。底濁りといわれる状態で、ボトムに濁った水が入っていますから、濁りで目立つカラーが必要です。

　ゲストさんも最初は定番のコーラだったのですが、ラメの入ったカラーにチェンジしてもらうと1発で食ってきました。濁り水で目立つ色というのが正解です。ワームの色って色々あるのは、こうした時に対応するためです。

　風が出てきたらウォブラー効果。

　で、楽勝モード。

　ウォブラーも目立つように白の入ったツートンで濁りに対応させます。

連発です。

分かっていれば、本当に簡単なんですが、水の事、色の事に気づかないとタフで釣れない一日になるから怖いものです。

ウォブラーも絶好調。

風が吹いたらウォブラーで、風が止まったらスライド。

スライドのカラーがピッタリと合ったゲストさんは後半もグッドサイズ連発でした。

　タフな週末となるか、釣れる週末となるかは、紙一重な一日でしたが、気づいている人は気づいているもので、カラーの事、水の事、カレントの事、ベイトの事など分かっている人は鍵となることを話していました。

　そういう奥の深さがバスフィッシングの面白さですね。

　今日はワームのラメ一つで別世界でした。